arai/詩
読み手の解釈に委ね、 梳かれた言葉ごとに読み取る詞。 捻り捩じった羅列・流れの一音、 どれだけの意味が込められるか。 心に浸透するような詩でも 世界が思い描ける小説とも遠い、 形も話も見えないコトバたち。 これを私は詞梳記コトバトキと称す。
投稿サイトB-REVIEWに出したもの https://www.breview.org/keijiban/?author_id=1679
紛いめいた吐瀉物です
étude 譜可乖詩嘩フカカイシカ/訃化詩嘩フカシカ
詩ってなんじゃ、この答えは決められん。思うだけ数がある。ただしいこたえはない、誤字だらけにみえる呪いを込めた怪文書みたいなもの。自己管理自己完結。そのものにどんな意味を込めようと探す必要もない。わたしのものはそれだけ。
2024/09/01 B-REVIEW投稿 https://breview.org/keijiban/?id=13427 『sénṭəmənt』 あなたはひとつの詩篇を聞き取り 端を折り畳んでそっと隠す
作家論とテクスト論は解釈方法の違いでしかないのだがなあ、そこに作者本人が登場し良識が必要とあればもう気を使うしかなく、自由な読みなど出来るわけがない
AIに勝つとか負けるとか人間が行う意味がなくなるとかそうじゃなくて、じぶん、詩書きたいでしょ、書いてしまうでしょ。でしかない。だからビビる要素がない
ナガモノに関しては 一つ凝ればいいものになる 程度のことを、全部盛り込もうとしてるから、わからない 煩い文面のくせに何一つ残らないもの になるのだろうなと、わかっていてやっている。まあ探求ですね
自分の思いや気持ちを詩にしたためるのはいいけど、作品と自分を切り離せていなかったら、それは文学とは言えないし、芸術とも言えない。もちろん作品とも言えない、それは創作ではない
色んな人がいていろんな考えがあって、たくさんの場所があって、自分で選んでいけるので、張り付く必要もなくてね。まあ置くことは許していただいたので、ソレだけで十分です
馴れ合うつもりもお仲間を作る気もなかったのでね。見解を詩作の糧にしたかっただけ。作品と作者は別でしかなくて人間性など考慮せずに本気でやりあえる場所だとおもって使っていたが。ゆるい場所だから許されないと叱られたので。私は詩作バカだからあの場を使う必要がなく、ほんと迷惑かけたなーと
あの場はいろんな見解をいただけたので、ただただ楽しかったですね
自分の信じる方向を語るのに、ちゃう方向を貶める必要はねえんだけど なんで否定するんだろうねえ……敵、作りたいんですかねえ……
2024-08-06 B-REVIEW投稿 https://breview.org/keijiban/?id=13289 「ひどくもろくみえづらくさわれないもの」 たとえば /むきだしの内臓 /メモワールの墓標 それなりの垂移にSpinを捧げる この たまらなく はがゆいうた
いいか、この街は空の鮮やかなことを知っていたら。いま、支離滅裂に開いた口を塞ぐ。その仕草も全部あまい。それではまいにち同じことを繰り返して。いつかはハツカネズミの供色で。たぶん海のひかりは愛情だったと あなたはだからはだら雨音に近くなると。重いものとをおおいかくす陽も まっさらだった死にぞこないの 無彩色をつくったものの だからきみの、鈍い脆さで滑って統べいる椅子が しあわせばかりは変わらないずさんなみちで。丁寧に拭いては合言葉をなくす。耳朶におとし、躊躇わずに恋える
2024-08-01 B-REVIEW投稿 https://breview.org/keijiban/index.php?id=13226 わたしは烏
筆名 麁(あらい) 現代詩 「ひどくもろくみえづらくさわれないもの」 たとえば /むきだしの内臓 /メモワールの墓標 それなりの垂移にSpinを捧げる この『たまらなく はがゆいうた』 自分では良い出来だと思っています お読みくださいませ!
脇道から逸れ和やかな場所へふと帰り着く。 ああそれでとわのなかにもあり、重ね合わせた平行線をアヤのように包み込んでは。この場にて、胸をなでおろしたものだ。夢も歴史もないその時をぼんやりと凌いでいる。降ってわいたものを努めては押し殺す。黙認した空が遠くあり嘲笑うように散る。 そんな、ひとたびのこと。 泣いているのだろうな。 階段の踊り場でふと思い出した、(なんてこともないのですよ。)駆け込んでシートに座り暗転を待つ、明け暮れないロードショーは片手間を濡らしただけ。映像
たどただしいうでがゆびが ちいさくふるえたあさ 降射した あまやとりに くちばしに 魅がある とびたてないうちに はねが かわいていって まして さえずりもきせいしつくした こうるさい 偬しみに いのちという 紗らに 翳にやかれた 風風が漏れ経つ 一歩咲き乱れるように、祈りの形は道を踏みし焚いて 一歩枯れ朽ちるごとく、眠りの香りは往前を指し〆る 掻き出されたあたり、花を擦り付けて 産み落としたばかり、茎を手織る
2024/07/05 B-REVIEW投稿 https://breview.org/keijiban/?id=13115 Invisible奇候