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書く部|みんなでつくるマガジン

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メンバー同士、もう少し交流というか「あ、どーも」があっていいのかなと。記事を書いたら(よければ)放り込んでください。ぜひ、あなたも読んでください。基本はその日の記事を、あと「これ…
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#note毎日更新

みんなでつくるって素敵やん?書く部「共同運営マガジン」はじまる

ねー、そなんですよ。 昨日もつぶやいたけど、うちのメンバーシップ「書く部」の共同運営マガジンができました。わたしもよくわかってなかったんですが、みんなで記事を放り込めるんですね。だから「共同運営」なるほど~、さっそく盛り上がってるみたいです(ありがとうございます!) なんで急につくったか。暇なのか?春だから、新しいことやってみたかったのか?どれも間違っちゃないけど。 一番の目的は「メンバー同士の交流」です。いや、メンバーシップつくった当初から、そーなればいいな。書く仲間

『おいハンサム!!』の日常に幸せを感じる自分がちょっとうれしい

Netflixで『おいハンサム!!』の2シーズンを満喫した週末。 6月21日になんと映画が公開されるらしく、今からワクワク! 『おいハンサム!!』は伊藤家の父源太郎が、人生に迷走する3人の娘たちにたまにちょっといいこと(ハンサムなこと)を言うドラマ。 ただそれだけのドラマなんだけど、じんわりくる。 ↑のようなセリフを、吉田鋼太郎演じる源太郎が娘たちに告げる。 ときに対面、ときにリモート会議で。 特に劇的な出来事が起こるわけではない。 長女は不倫、次女はモラハラ旦那の浮

自己と他人が離れすぎないように

自己評価が妥当かどうか、客観的に判断するのは難しい。 どんなにがんばっても、100%客観的に自分を評価することはできない。 どんなに謙虚なフリをして「大体このくらいかしら」と評価しても、心のどこからか聞こえてくる。 「それ、あなたの主観ですよね」。 他人に評価される方が100倍気が楽だ。 なんの話かというと、自己評価と客観的評価に大きな差があるのは死ぬほど恥ずかしいから絶対にイヤ、という話。 友人に聞いた話。 職場の中に、上司の言うことは聞かない、仕事は覚えない、な

「   」の魅力を知った一冊で私は沼に叩き込まれた

「ほらよ!」 いきなり担ぎ上げられて、そのまま沼に放り込まれる。抵抗するまもなく頭から落ちた。 そこに沼があることすら、知らなかったというのに。 司馬遼太郎が、私を日本史の沼に叩き込んだ。 学生時代、日本史の授業が大嫌いだった。 新任の担当教師は、ひたすら黒板に史実を書き連ねていくだけ。 〇〇年 〜〜が▲▲を起こす___ そこには物語もなければ、人物も見えない。 ただ「そうだったらしい」という史実が並んでいるだけ。 つまらない…… 別に鎌倉幕府が何年にできよう

海育ちのたぬき、川を知る

川の水面に日が差してきて、キラキラ光っている。 「おーい、これもよろしく」 頭上から夫に声をかけられる。水面から顔を上げると、空っぽになった苗箱を5つばかり渡された。 田植えの苗が入っていたプラスチックの箱を、田んぼの側の川で洗うのが私の役目。 島育ちの私は、海には馴染みがあっても川ははじめてだった。 川の水は冷たくて、海の潮水と違って日焼けもしない。 もちろん、口に入ってもしょっぱくない。 意外と流れが速い。 そして同じ方向に流れている。 当たり前だけど、海と全

「命がけの信念」と「生きてこそ」の葛藤

毎朝楽しみにしている『虎と翼』。 1週間の最後の放送で、衝撃的な出来事が発覚した。 以下、ネタバレ含みます。 主人公、寅子の学生時代の仲間だった花岡が亡くなった。 花岡のモデルになった山口良忠判事は、佐賀県出身。東京地裁で経済犯の担当として食糧管理法(食管法)の違反罪などを裁いていた。当時、配給だけではとても食べていけず、闇市に手を出す人たちの取り締まりに従事しながら「取り締まる立場の自分が闇米に手を出してはいけない」との信念の末、餓死。 同じく花岡も司法としての正しさ

「やるせないわ」と思ったらいつも心に美輪様を

今日まさに仕事で「腹立つ〜!!」ということがあったのです。 いや、普通に考えてあり得ないでしょってこと。 「普通に考えて」 「あり得ない」 これ、〇〇するべき思考でよくないなと思う。 そう考えているのは私の主観だし。 でも、それでも、言わせてくれ!! 小学生でも知ってること、大の大人に言わなきゃいけないの? もううんざりなんだよーーーーーーー!!!!!!はぁ。 こういう気分のときは、美輪明宏さまの世界を救える言葉を思い出す。 とにかく会話の途中でも最後にでも、この言葉を

1冊で幸せになる冊子「ふみぶみ」

こんな言葉を紡ぎたいなぁと思う冊子がある。 年4回発行の「ふみぶみ」。 紙、筆記具、切手、郵便ポストまで、手紙に関わるものすべてをネタに、エッセイや紀行文が綴られている。 この冊子に初めて出会ったのは、とある喫茶店。ご自由にどうぞと書かれて置かれていたのを1冊持ち帰った。 前書きや編集後記を読み、その場に静かにそっと置くような言葉や文章を書く人が作ってる冊子だなと思って、なんだか美しいなぁきれいだなぁと思った。 その喫茶店になかなか行かなくなり、入手することができなく

恋も仕事も忘れたい夜には

20代後半からの数年間、なにもかもうまくいかない時期があった。 仕事はずっと雑用のまま、いつ切られてもおかしくない非正規雇用。 恋愛はなんの進展もなく残り少ない20代の時間をただ消費する毎日。 母は亡くなり、父は家出、妹は絶縁状態。 実家で一人暮らす昔気質の祖父の様子を伺いに、頻繁に帰る日々。 片道3時間以上の運転中、よく聞いた曲がある。 当時の状況は結構めちゃくちゃで、ごく一部の内情を知る人たちからは「大変だね」と声をかけられることもあった。 心配してくれるのはありが

66日書いても、書くはうまくはならないけど

昨日、無事に66日ライランを達成したので、今日はあとがきというか。なんとなくの考察記事っぽいものでも書こうかと。 自分、66日書きましたけど、なにか? 66日という設定、やばい 21日続けたら…って時々聞くけど、66日は初めて聞いた。記事のクオリティは置いといて、とりあえず66日書いてみたわけだが…。66日という終着駅に着いたけど、その先にも線路が続いてるような感じがする。 はっ、これが習慣というものなのか…! 運動とか、なにか続けたいことには66日設定推奨です。 ま

奇界と奇界が混ざった世界で

佐藤健寿さんの展覧会「奇界/世界」を見に行ってきたよ。(先月末のお話です…寝かせすぎ) 世界のいろんな景色、風俗、まつり、衣食住を撮影して廻った佐藤健寿さんの写真展。 写真本を拝見したことあったし、まぁ展示は見に行かなくていいかなぁと…最初、実は思ったんだよ。だけど、行って良かったなぁ。 行ってよかったのは、単純に知らない世界があることを知れたから。 知れた…っていうより、イメージできたから。 まーるい地球の上で、あっちとこっちとそっちで、色んな人がいろんなことをして

やっぱり安定の、24時女!

あらーもう23時半! 今日も別記事を書いていたけど、なんか違う気がしてやめた。 そのあと、note街をフラフラしていたら、あっちゅう間にこんな時間。 「66日ライラン最終日イヴ」ということで、気の利いたことのひとつやふたつ、書こうとしたけど。気の利いたこと、普段からできんのに、やっぱりいきなりnoteでできませんわ。 そして、やっぱり私は最後の最後までギリギリガール。もうすぐ24時。魔法が溶けて眠くなるんじゃないか! しかし、今日は暑かったですね。 車の中の温度、32

とどめの5分に合いの手を

「はい、今日のおまけはステッパー5分ね」 音もなく近づいてきた鬼トレーナーが笑顔で言った。 ステッパーと聞いてなにを思い浮かべるだろうか。 家庭用のこぢんまりしたやつ? 「テレビ見ながらラクラクできて、気づいたらウエスト周りがスッキリ!」みたいに通販で売られてるやつ? ちがう。 ジムにあるステッパーは、運動器具なんかじゃない。 ありゃ拷問器具である。 到底、家庭には置けないほどの重厚感にあふれていて、とにかくデカい。 そして、一歩の踏み込みは恐ろしく深い。 「踏む」とい

生きてる生きてく

「ねんねんちゃん、緊急事態だ」 昨日夕方、だんなさんから電話がかかってきた。 「母が車で事故して、病院に運ばれた!」 「いま、警察から電話があった!」 え?!!! 仕事の帰り支度をしていたので、会社からそのまま車で病院に向かった。 病院まで1時間。 不安で胸がザワザワする。ザワザワを消すように、車内でラジオをかける。 裏口から病院に入り、近くを通った看護師さんに声をかける。 「あ、こちらです!」 連れて行かれた処置室の扉を開けると、ベッドに腰掛けたお義母さんが、