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夏越の大祓で、みんなで無病息災

7月になりました

昨日6月30日は一年折り返し地点

茅輪をくぐって半年の穢れをとって、7月1日から半年の無病息災を祈る

夏の風物詩


今年も参加させてもらいました夕方から始まりました。
数時間前から雨も上がり明るく陽がさしてきましたよ

出来立ての茅の輪の香りが神社にひろがって

梅雨ならではの夏越しの香しさがいい。

まずは、半年間の穢れを和紙吹雪にて払い

右肩→左肩→右肩

茅輪くぐりはじまり

くぐるだけでなく、次を繰リ返し唱えることで、祓って無病息災へ

一、みな月のなごしの祓いをする人は千歳(ちとせ)の命のぶるといふなり
二、思ふ事みなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな
三、蘇民将来。蘇民将来

そみんしょうらい そみんしょうらい


昔から疫病が流行るのは主に夏とのこと
大勢で唱えることで、地域全体無病息災いい循環

茅も配られました

マイ茅の輪を作って、今年も飾ります

古代からの風習は天に向かって言葉を唱える。

天地もすべて一体であること

言の霊(たましい)が、風や空気、大気などを伝っていくのでしょうか

感覚も研ぎ澄まされ、鋭かった古代祖先たちは

自然と共に深く関わって生きていたことを感じます


予兆、予感、予言、危機や幸運の前ぶれを察する感覚

私たち祖先全員がテレパシー的な感覚がそなわっていて

多く言葉を語らずとも伝え合い 守り合う ある意味進化していたのかもしれません。万葉集などにもこれにちなんだ歌も



ご覧くださった方も、無病息災の半年になりますように

そみんしょうらいそみんしょうらい