後悔すること。
どこで間違えたのかな〜と思った。
あの時、我慢すれば今も一緒にいたのかなとか。
あの時、ドタキャンせずに行っていたら今もつながりがあったのかも、あの時のあの発言が、今の私のスタンスが、今私が口にしたことが…と、考え始めればキリがない。
過ぎ去ったことはどうしても美化したいと思ってしまうから、人はそうやって後悔をしてしまう生き物だと思いたいし、そういう過去があっての今だと思いたい。
だけど、どうしても私が何気なく言ったことで誰かを傷つけてしまったのではないかと思う時がやってくる。
どうして私は大好きな人たちのようにはなれなくて、そんな人たちが知ったら幻滅してしまうんじゃないかとソワソワしながら生きているんだろう。
きっと彼ら彼女らにもどうしても後悔する過去があって、言わなければよかったと悔やむ言葉があるのかもしれない。
だけど、やっぱり「どうして」「いつ間違えたの」と思ってしまう。
例えば私が何度も人生の転機として話す「選べなかった経験」の話。それがあったことは事実だけど、私は島での暮らしを後悔していないし、それどころかあの3年間がなければ今の自分はないと自信を持って言える。
だけど、選べなかった話ばかりしている自分に、島で出会った人たちが悲しくなっていないかなと思うことがないわけじゃない。
例えば、私が本を返せなかった人とのこと。例えば、先輩を傷つけてしまった時のこと。
考えすぎなのかもしれないし、ある意味自惚れているのかもしれない。
だけど今日はそんなことばかり頭を巡る。
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