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誰と誰

私は誰でしょう。
私は誰にとってもかけがえのない人間です。
私を知らない人はほとんどいないと言って良いでしょう。
物心がついた頃には身近な存在になっています。
それと私の姿は見る人によって変わります。

一番知っておくべき人物のはずが、知る努力を怠っている人が多いです。
時々、私に幻滅することもあると思います。
みなさんそのときだけは私を無視をしますが、やがてどうやっても切り離せない存在だということを理解して、知らない内に互いが寄り添いあっていたなんてことはざらにあります。

物事は私を知ることで大抵のことは上手くいきます。
人生とは一生をかけて私を掘り下げていくことなのかもしれません。
私を愚直に規定していないと大変なことになります。
世の中の不都合のほとんどは私の責任でもあるのです。

私が他の私に頼ることも多々あります。
私と私が手を取り合ってこの世界は前進しています。
そのときに私を怖がってはいけません。
私はあくまでも私であり、それ以上でもそれ以下でもないのです。
さあ、私は誰でしょう。


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