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嫌な目に合わない方法では、幸せにはならない。

嫌な目に合わない方法が、
いろんな本や動画、
セミナー、カウンセリング、
コンサルティングなどなどたくさん売られている。

幸せになる方法よりも、
不幸にならないための方法に人はいっぱいお金を払うそうだ。

人は、身に迫る危険を回避するために、
生きるために必要なので、
不快なことに敏感。

獣に襲われそうとか、
崖から落ちたら危ないから足がすくむとか、
この場所は危険そうだから立ち入らないほうがいいとか、
この人胡散臭いなとか。

命を守るためにそりゃあとても繊細に、
ちょっとの嫌なこと、不快も見逃さないようにできている。
心の不快探知器の精度がすごく高い。
 
幸せになりたいけれど、
幸せってなくても生きてはいけるもの。
なくても命は失わない。

美味しいごはん、
美しい夕焼け、
素敵な洋服やインテリア、
映画を観る、
遊園地に行く、
遊ぶ、
旅行する、
友達としゃべる、
デートする、
カフェに行く、
ドラマ観る、
漫画読む、
ごろごろする、
SNSや動画を観るなどなど。

なくても、死にはしない。
だから小さな快いことに気が付きにくい。

何が自分を幸せにしているのか、
どんなものやことによって、自分が幸せになっているのか。

こんな些細なことで幸せと感じてはいけないと思い、
ないことにしてるものもたくさんある。
心の快(幸せ)探知器の精度が低い。

嫌なことはたくさん起こる。
嫌なことを避けるために選択してきたことがたくさんある。
自分を不幸にしないために、
自分が必死にやっている。

どうしたらいい(良い)んだろう?
正解はどっちだ?
損をしないのはどれだ?
正誤、良し悪し、損得で、
必死に悩んで選んできた。

自分がなるべく嫌な思いをしないのはこっちかなって。
誰かが正解を教えてくれたらいいのにって。
 
でも、
不幸にならないようにという選択、
嫌な思いをしないようにという選択の結果は、
とっても残念だけれど、
幸せとは結び付かない。

 
幸せって、
幸せだと自分が感じていることに気が付いた瞬間が幸せで。

よく、
ああ、またSNSを眺めて時間を溶かしてしまった…
と、悪いことをしたかのように思うけれど。
そのSNS観てるとき、
面白かったり夢中になって心が動いた瞬間がありませんでしたか?
楽しかったと心が動いたなら、
SNSが自分を幸せにした瞬間があったんです。
でもなかったことにする。

そして幸せに気が付かない。
 
どうなったら自分が幸せなのかは、
自分にしかわからない。

何に自分の心が動いたのかは、
自分にしかわからない。
 
いつ、何が、どんなものが自分を幸せにしているのか。

ちょいと意識してみる。

投稿15日目




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