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不登校の子供が学校に行けた日にかけたい言葉3選

GWが始まりました。
東京はさわやかな気持ちのいいお天気です。

さて4月から新しい生活が始まった方は
疲れが出るころでもあります。
新学期が始まり、ようやく新生活になじみ始めた
お子さんの生活リズムが崩れやすくなるのもこの時期。
このお休みに不安を持つ親御さんもいらっしゃる
のではないでしょうか?


これ、実は昔の私、
子供たちが不登校気味だったころの
私のことです。
せっかく生活リズムが整ってなんとか
学校に行けるようになったのに休みになり
学校が始まる日が近づくと
憂鬱で仕方なかったんです。

そしてその頃の私は子供が何とか学校に行き、
帰ってくるとまずこんな一言をかけてました。

「今日なにかあった?」

実は脳科学の視点から見ると
これはNGワード。
子供に不安を与える一言なんです。

脳科学を学んだ今ならこの私のつい言ってた一言が
子供の心に負担をかけていたとわかります。
(反省を込めてこの記事を書いてます。ごめんなさい。)

人の意識は同時に2つ以上のことを
とらえるのが苦手。
つまり私たちは一つのことしか、
気づけないんです。

さっきの声掛けをこの視点で見てみると、
「何かあった?」と聞かれると
聞かれた子供の意識はなにかあったかなと
一生懸命に探し出そうとします。

そうすると質問されるまで
気づかなかった嫌なことを
思い出したりします。

これって別の視点で見ると
声をかける側(つまり母親である私)の前提が
学校ではなにか嫌なことがあるのでは
だからとも言いえます。
つまり問いかける人の不安な状態が
生み出す声かけ
なんですね。


だから聞かれた子供はそれまで意識していなかった
嫌なことを無意識で探そうとします。
それがもし積み重なったら
どうなるでしょう。
学校に行くと嫌なことがあるのではと
子供まで不安になりますよね。

ご自分のことに置き換えて考えてみましょう。
たとえば
「なんか顔色悪いけど大丈夫?」
と人から聞かれたとします。
そうすると、それまで元気だったとしても
「あれ?そうかな。」と
ちょっと気になりますよね。
もし言われなかったら気にならなかった
はずです。

もし今お子さんが不登校がちで
心配に思っているのなら、
ひとことかける前に子供のことを
想ったらなんと聞くのがいいか
一度深呼吸して考えてみてください。

たとえば、
今の私ならこんな言葉をかけると思います。

「なにかいいことあった?」
「友達とどんな話した?」
「今日のお給食(お弁当)で好きなものあった?」

お母さんの声かけで
お子さんの気持ちが変わります。
ぜひお子さんのことをよく見てください。
子供が楽しい気持ちやリラックスできるような
そんな声のかけ方をいろいろ考えてみてくださいね。

ちなみにこの声かけは
お子さんだけでなく、ほかの方にも有効です。
そしてほかならぬ自分への問いかけにも最適です。

このお休みを利用して素敵な言葉がけに
挑戦してみるのもよいかもしれません。
そしてご自分も相手も楽しくリラックスした
素敵な時間をお過ごしくださいね。

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