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【クイズ】今日は何の日?

「ニューヨークへ行きたいかー!」
アメリカ横断ウルトラクイズですかと言うツッコミが聞こえてきそうですが、今日はカケハシ横断カワハラクイズ!
 
問題です。「3月3日は耳の日、6月6日は補聴器の日。では、9月9日は何の日?」



正解は……。「人工内耳の日」です!!!
 
正解したみなさん、情熱おじさんの「出前講座」をプレゼント♡
残念ながら不正解だったみなさん、情熱おじさんの長いメールをプレゼント♡
えっ? どっちもいらない? でしたら、河原の人工内耳にまつわるエピソードをプレゼントしちゃいます笑。
 
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これまで、多くの難聴児の先輩保護者からお話を聞くことができました。その中で印象に残っていた言葉を紹介したいと思います。
 
それは、「どの選択をしても迷う」。
 
小学校高学年の男の子を育てているお母さんからの言葉です。
3歳の時に人工内耳(片耳)→特別支援学校幼稚部→現在は地域の小学校(普通クラス)という選択をされました。このお母さんと出会ったのはまだ難聴児の子育てをスタートしたばかりで「どういった理由でその道をたどったのですか?」「いつ頃決めたのですか?」など、今思えばストレートすぎる質問を投げかけたのですが、穏やかな表情で話してくださいました。
 
「人工内耳も、幼稚部に行ったことも、地域の小学校を選んだことも、未だにそれで良かったのかと思う。多分これからもずっとそうだと思うけど、その時々に精一杯考えてて選んだ道です。」
 
それまではあれこれ悩んだり、迷う自分に嫌気がさしていましたが、確かに正解なんてない&その時できることをやってみよう! と思えるようになったのです。
 
現在5歳の次男は、2年前の秋に人工内耳(片耳)の手術をしました。大いに迷いさまざまな情報収集をする中、海外のサイトで人工内耳手術を受けた方が「私たち家族にとって勇敢な決断をしました」と話されていました。
 
当時の自分の心境にピタリとあてはまり、家族と相談の上、人工内耳を選びました。
 
「どの選択をしても迷う」「勇敢な決断」。
 
相反するような言葉ですが、この2つの言葉は難聴児を育てる上で、私にとって大きな励みとなっています。
 
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冒頭に掲げた難聴がわかるアニメ「なんちょうなんなん」には「人工内耳も同じだよ」というフレーズを添えています。これは、クラウドファンディング時に、多くの人工内耳ユーザーから「補聴器だけじゃない」「人工内耳もありますよ、ということを伝えて欲しい」という想いを汲んでそのような形にしました。
 
最後になりましたが、福岡市内在住男性(40代)、ペンネーム「情熱おじさん」からのリクエストをお届けします。人工内耳の日にちなんで、ぜひ聞いてください。
\タイトルはもちろん「なんちょうなんなん」/


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