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孤独の理由はラブレター?

全国の広報仲間のみなさん、こんにちは!
勝手に仲間にしてしまいましたが、「広報は孤独」って思ったことがある方もいるのではとそう表現してみました。
 
菓子メーカーで3年、ベンチャー企業で1年(正社員×在宅)を経て、2019年春以降、女性の再就労支援を展開する企業(業務委託×在宅)、そしてかけはし&そらいろの広報を担当しています。もちろん在宅です笑。
 
「在宅で広報が成立するか」
「フリーランスの広報って自分にできるの?」
 
不安だらけのスタートでしたが、おかげさまで数年継続しております。メディアの方とのご縁に恵まれ、難聴関連⇔本業、という流れができつつあり、取材や掲載数も右肩上がりです。ありがたいことに周りから「天職ですね!」と言っていただくことも増えました。転職ばかりの自分には信じられない現象です笑。
 
さて、前述の広報の孤独感についてです(私だけが思っていることかもしれませんが)。
これは多分、プレスリリースを出す限り、ずっと付きまとうものではと最近考えるようになりました。
 
【若い頃】
プレスリリース発信して、取材やそれに関するお問い合わせが来なかった時。猛烈に落ち込むと同時に、1人でグルグル反省、デフレスパイラルに突入します。
 
・リリース内容が悪かったのか、時期か……。
・あんなに連絡したのに無駄だったのかな? 
・また連絡したら嫌な顔されるかな、しつこいって思われるかな……。
 
【若くない今】
プレスリリース発信して、取材やそれに関するお問い合わせが来なかった時。一旦猛烈に落ち込んだ後、1人でプカプカ浮き上がり、次の行動に移るようにしています。
 
・リリース内容が悪かったのか、時期か……。
 →いや、多分メディアのタイミングが合わなかったと思うよ? だって世の中、日々こんなたくさんのニュースに溢れていますからねえ。
 
・あんなに連絡したのに無駄だったのかな? 
 →無駄じゃない! 先方にも自分の中にもちゃんと蓄積されているはず!
 
・また連絡したら嫌な顔されるかな、しつこいって思われるかな……。
 →大丈夫! 涼しい顔して、他の話題と一緒に連絡してみよう。いつも「もうダメかな」って思った時に決まったりするじゃないか! 今すぐでなくても、数か月後に取材&掲載になることもあるじゃないか!
 
全国の(特に若手)広報担当者のみなさん。
営業やマーケティングの部署などと比較され「効果が見えづらい」「生産性が無い」「毎日何しているんですか?」って言われて悔しい思いをされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。かつての私もそうでした。
 
みなさんが日々知恵を絞り、花形と思われがちな部署ですが地道な業務の連続で、大企業でない限り少ない人数や「ひとり広報」として働いていること。私は知ってますよ~!
若人よ、胸を張れ!(もちろん私のように若くない人もね♡)
 
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広報界で偉い人が「プレスリリースはメディア宛てのラブレター」と言っていました。ラブレターをたくさん書いてたくさん送っても、返事がないとそりゃどんな強心臓でも落ち込みますよね。孤独になりますよね。
 
さあ、全国の広報仲間のみなさん。
 
私たちはラブレター(プレスリリース)を書いて返事を待ち続ける限り、やっぱり孤独なんですよ。と考えると、気が楽になるのは私だけでしょうか。
 
フラれたら、次のラブレター書けばいい。またフラれても、書き続ければいい。書き方や出す相手を変えて行けば、きっといつか、振り向いてくれる人(メディアの方)がいるはずですよ。うん。
 
以上、「広報には孤独がつきもの」と思うと気が楽になった河原がお送りしました!

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