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【お絵描き雑記】huion note買ってみた

 子供の頃の夢は漫画家だったアラフィフです。改めまして、こんにちはこんばんは。

 実は、令和5年に入ってすぐの頃、突然恋に落ちました。いえ、堕ちました。

 約20年ぶりくらいに推しが出来たんです。

 ジャンルは昔からある大手ジャンルです。アニメ化されたのもずっと昔、何をトチ狂って今更堕ちたのかと我ながら思いましたが、堕ちてしまったものはしょうがない。

 いえ、ね。娘が突然アニメが見たいと言い出したんですよ。原作は家にありますしね。アニメ、確か、放映中に一応録画してたはず…と、引っ張り出し、放映中はリアタイ視聴しなかったそれを、娘と一緒に見ましてね。

 ああ、何故、私はリアタイ視聴しなかったのか、と。後悔しました。絶賛子育て中でそれどころじゃなかったんですよ。

 すがる思いで、pixiv検索。

 あ… ある…!
 まだある…!
 このジャンル、生きてる…!!
 というか、ジャンル全体は結構元気。

 イヤッホゥー!!

 オタクで良かった!生きてて良かった!
 というわけで、毎日pixiv漫画を読み漁る日々。
 そして、オタクなら、そう、オタクなら誰もがその衝動に駆られるはず。

 私も描きたい…!

 正直、環境はありません。パソコンも20年もの。ソフトもない。板タブはあるけど、マウスよりマシって程度。
 さぁ、どうする?

 あるじゃあないか…

 紙 と 鉛 筆 がよ…!!

 正確にはシャーペン。

 描きましたよ〜。コピー用紙に、シャーペンでゴリゴリと。楽しかった。本当に楽しかった。お絵描きって、こんなに楽しかったっけ?ってワクワクしちゃった。

 思い付くままに漫画を仕上げて、pixiv投稿。そちらはちょっと、伏せておきますけれども。

 数年前、コロナ禍で子供達と流行りのアニメの絵をチョコチョコっと描いてはいたんです。例のアニメですけど。
 でも、まぁ、本気出して描くほどのことでもなく「お母さん、うまーい」なんて言われて喜んで、リクエストに応えてやっていた程度で。

 でも、今回は違う。

 とにかく、描きたい。読みたい。誰よりも、私が読みたい…!私の漫画を…!

 わたしのかんがえた、さいきょーのおし。

 ってやつですよね。醍醐味ですよ、二次創作の。

 で、まぁ、それは良いとして(良いんかい)紙とシャーペンとスキャナーは、ちょっとめんどくさい。長編漫画や気合い入れて描くイラストは、この後もしばらくはアナログでやっていくつもりなんですが、チョコチョコっと描くラクガキをもう少し気軽にアップしたい。

 そこで気になったのが、こちらのHUION NOTEというタブレット。

 私、基本的にアナログ人間なんですよ。

 実は20年前まではデジタルで同人活動やってた時期もありました。でも、試行錯誤の末、やっぱり線画までは「アナログの線が好き」という結論に至って、線画をスキャンという手法で描き続けていました。

 あと、お金もない。続くかどうか分からない趣味のために、20万も30万もポンと出せる経済状況ではない。
 娘も安いタブレットを持っているんですが、お絵描きにはタイムラグのズレが生じてやり辛いらしく、線はアナログで描いて色はタブレットで塗りたい、と言う。

 じゃあ、試しに買ってみようか、と。仮に失敗したとしても、板タブとして使えるそうなので。

 届いて早速、描いてみました!

huion note で描いた往年の少女漫画風ラクガキ

 「The昔漫画が得意だったお母さんの絵代表」って感じですね。ほほほ、お恥ずかしい。
 影響元は、見る人が見ればお分かりかとは思いますが、花の24年組です。実際の年齢より、実はちょっと上の世代の漫画に影響受けてます。母の影響が強かったです。

 ちなみに、付属のボールペンで描いた線だけを拾えますので、鉛筆で下描きすることが可能です。実際にノートに描いた絵はこちら。(ノートも付属の物がありますが、こちらはあまり厚いものでなければ市販の物も自由に使えるそうです)

上の絵のアナログ状態のもの

 私としては、わりと優秀、ってイメージです。消しゴムかける必要なくなるし、スキャンする必要なくなるし、ラクガキには充分以上。
 30秒ドローイングもここ2週間ほどやってるんですが、これもhuion使えば経過投稿とか出来るんじゃない?と期待。どうせ、ドローイングは消しゴムとか使わないんだし、ボールペンの一発描きでも問題無し。

30秒ドローイングやってみた

 経過中の録音や、タイムラプスの作成も出来ます。
 えー、優秀優秀!
 ちょー楽しい!

 同期するスマホやタブレットは何台でも大丈夫みたいなので、1台を娘と二人で使うことにしました。付属のノートは娘専用にして、私は100均のクロッキーノート(A5)使ってます。

 前置きが大変長い記事となりましたが、使い心地はすっごい楽しいです!
 あ、環境が整ってる人にはもう必要ありませんし、何が何でもアナログが好き!というニッチな人にしか向かないかもしれません。
 ボールペンも普通のボールペンなので、漫画としての描き味はイマイチですかね。万年筆タイプとかミリペンタイプとか、ペンの種類が増えたらもっと使えるかもですね!

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