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天鳳中毒 ~自分を慰める牌譜の記録~

天鳳の三人麻雀(サンマ)ばかりやっております。1日中散々対局した結果、「原点に戻っていた」という日々です。特に最近は負け続けており、心折れそうになる自分自身を鼓舞するため、最近、印象的だった1局の牌譜について、気持ちの揺れを含めて記録しておきたいと思います。頑張れ、俺。

気持ちブレブレ、良く言えば押し引きの1局

天鳳サンマ「三上南喰赤」、東1で下家が跳満を自模って、東場2局の親番。まだ点数差の焦りはない状態です。

ドラの「中」をトイツで持っていて、自風「東」をポンした状態で上家がリーチしました。安牌なく不要なマタギ牌「2s」を切って凌いだ(つもりの)ものの、下家が追っかけリーチです。

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▲(図1)一向聴イーシャンテンではありますが、「おわっ、2軒リーチ、安牌もない、ヤバい」という率直な気持ちです。親番の連荘「あがりたい」よりも「振り込みたくない・・・」、それがサンマの気持ち・・・。
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▲(図2)次巡で「4p」引いて、いきなり少々勝負でしたが、安牌もないので「7s」を捨てました。実際は、この時点で他家の当たり牌はあまり持っていませんでした(※図中の赤表示が当たり牌)。
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▲(図3)生牌しょんぱいですが「南」を自摸切り。牌の種類が少ないサンマでは、一般に生牌しょんぱいは危なく、見る人によっては、二軒リーチなので「『南』トイツ/アンコ崩しか、ツッパっている」と見えるかも知れませんね。いや、ただ安牌がなく、すっかり気持ちは諦めているのです。
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▲(図4)安牌の「1m」を自摸切りして、ひと時の安らぎです。しかし、気持ちはネガティブで「俺が振り込むのかも知れない」という刑の執行を待つ身です。
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▲(図5)上家が「北」ヌキ1枚追加です。刑が重くなってきた気分です。親番なので自模られてもキツイ。
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▲(図6)上家が「北」ヌキで拾った「5s」に合わせて、私も「5s」を捨てます。オリる気満々ですが「最後まで耐えられるのか」という気持ちで一杯です。
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▲(図7)ドラの「中」を自模りアンコになりました。ここで「4p、5p、7p」を捨てれば聴牌になります。しかし、すっかりネガティブな思考になっていたため、力なく即決で「中」を自摸切りします。この時、他家のドラ「中」単騎待ちの可能性など考える余裕もありません。
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▲(図8)次巡で「北」を自模り、反射神経的にヌキてしまいます。ヌキって非常に気持ちいいですよね。「否、ここは『北』を捨てるのではないんかい!」と心の中でツッコみます。
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▲(図9)抜いた際に拾った「南」を捨てます。しかし、”オリ” 姿勢だったのに「北」をヌイてしまって、引いていた心の何かが壊れます。「イクのかイカないのか、どっちなんだい?」(心の中のなかやまきんに君
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▲(図10)次巡の安牌「1p」が「まぁまぁ落ち着けよ」と言っているように見えます。やや平静を取り戻し、クールダウン。
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▲(図11)しかし、私は学習していませんでした。自模った「東」を不要にカンしてしまうのです。ドラも増えて更に罪が重くなりそうです。他家も「およよ?」と思ったかも知れません。
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▲(図12)そして、この「東」のカンで「8p」を拾ってしまい、既に安牌になっていたトイツの「4p」を1枚切ります。首の皮は繋がっているものの、もはや押しているのか引いているのか、自分でもわかりません。成り行き任せです。
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▲(図13)更に下家が捨てたドラの「中」をポンしてしまいます。一旦「中」は捨てたものの、ヨリを戻してイってしまいます。1枚残った「4p」を捨てて「5p」「4s」待ちです。
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▲(図14)そして、大変幸運なことに上家が「4s」を捨て、ブレブレの中でなんとか成就することができました。
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▲結果は倍満でしたが、ただあがれただけで本当に良かったです。他家の当たり牌が王牌ワンパイに固まっていたのもラッキーでした。

最後までこんな牌譜を眺めてくださった方には感謝申し上げます。

最後に牌譜もコピペしておきます。
ありがとうございました。


牌譜まとめ

おしまい

<蛇足>

以下のような note も挙げていますので、良ければ、ご一読ください。


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