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ひとり渡韓のすすめ🧸🇰🇷🌙③(来たぞ韓国!後編)


前回は日本の出国から2日目の弘大周辺散策、ひとつめタトゥーについてまでをお届けしました

言葉にしてみると、忘れたくない些細な瞬間が多くて
どんどん長くなってしまいます。

この旅行がどれだけ素敵だったか、
どれだけ楽しかったか、
どれだけ大切だったか、
改めて思い出す夜です。

そして
次回の渡韓について
日程調整に繰り出したところであります

早すぎる

来たぞ韓国!🚶編

おはようございます。
とても良い天気です。むしろ暑いくらいだ。

「東京と同じぐらいか、朝と夜は少し涼しいよ」
とリサーチしていたが、
本当に天気に恵まれて東京よりもずいぶん暑く感じた。

空が青いということ


寝不足である。

2日目の旅が楽しすぎて今日という日を無駄にするもんかと計画を練り直した昨日の夜。
AM2時ごろまで起きていた。

こういうことができるのもひとり旅の良いところである。

今日はタトゥーを入れて、そのあと聖水(ソンス)辺りをを歩きます。

①3日目:腹ごしらえのカフェ

昨日買ったもちもちのバターナッツクリームのドーナツを食べたというのに、
せっかく来たのだからと再びカフェに向かいます。

「せっかく来たのだから」

この言葉の都合の良さが
旅をどんどん良くしていくのである

ここに来てやっと己のオタクらしさを発揮する


cafe skön です。
アールグレイクリームのスコ〜ンとミルクティ〜
間違いない組み合わせである。

とても美味しかった。

階段が可愛い


いぬちゃん


韓国のカフェは内装もとてもキュートだ
建物は倉庫や韓屋が生まれ変わった場所も多い

店内は広く2階のテラス席までありました

韓国のカフェで提供されてるケーキは
日本に比べてとても大きく感じる

満足感が定食である


ただひとつ、

この辺りで少々米が食べたくなってくる

空港でパッタイを食べたツケが回ってくる

当然である、昨日から甘いものと小麦のオンパレードなのだ。


②ふたつめのタトゥー

何度経験しようと、
このチャイムを鳴らしてから扉がひらくその瞬間までは
ドキドキするのだと思います。

ふたりめの彫師さんは
昨日お願いした彫師さんを見つけるより少し前に
Instagramで偶然見つけた方です。

韓国のタトゥーはとてもカラフルで線が細く
可愛らしいデザインを描いてくれる女性の彫師さんが多いような気がします。

この彫師さんを見つけることがなかったら
わたしはタトゥーをいれにわざわざ韓国まで来ていないと思うのだ。


扉がひらいた先の感動、忘れたくないな。

黒髪ロング、ストレート
ピンクのふわふわのトップスにデニム
背の高い綺麗なお姉さん

にこりと微笑んで「Hallo〜!」と言ってくれた
とっても綺麗で可愛いひと!!

スタジオの可愛さといったら


椅子に座るとお姉さんが
「英語は話せますか?」と聴いてくれた

とっても綺麗な発音だった

「少しだけ(🤏)」と答えるとニコッと笑って
「なんの問題もありません!☺️」と言ってくれて
すごく安心しました

タトゥーのデザインは
私のおばあちゃんが昔飼っていたねこと
彫師さんのavailableデザインを組み合わせたもの、
ブルーのハート(available)と
カバーアップで黒猫
の計3つをお願いしました

ここでも「せっかくだからド根性」が惜しげもなく発揮されている

「スタジオとっても可愛いですね」
というお話から

「写真を撮っても良いですか?」
と聞くと、快く
「もちろん!👍🏻」と笑ってくれた

準備中のおねえさん


(マンションの高い階にあったので景色も最高だったなあ)


一緒にデザインを確認していきます

テーブルさえ可愛い


昨日と同じようにサイズと場所を決めて
「ここはどうする?」と細かい修正をしてもらいます

注意事項の説明と同意書のサイン.....
転写して.....
乾かして.....

いざ!

「Are you ready?」
と聞かれたドキドキしながら
「👌🏻(ドキドキドキドキ)」とした


嬉しかったのは、
この翌週におねえさんが日本に来て仕事をすることが決まっていたので
日本のお話を少しすることができたことである



・1週間ほど滞在して、3日間はおしごと、そのほかに東京観光、ディズニーランドに行くことも教えてくれた
(すっっっごく嬉しそうにしていて可愛かった)

・「たくさんタトゥー入れてるね、すてき!」と言ってくれて嬉しかった

・「韓国の彫師さんは日本よりも線が細くてカラフルな可愛いタトゥーを入れてくれる方が多いです」とカタコトで伝えたら、言葉の途中で言いたいことを汲み取ってくれた

「日本語で"Are you ready?"はなんと言うの?」
と聴いてくれた

・アユレディ?に含まれるノリというかニュアンスみたいなものを上手く表現できなくて「準備はいい??」と教えた

・おねえさんはとても耳がいいようで1回で聞き取れていて(凄い!!!!!!!!)と思っていた
(そのあと何度も「準備はいいですか?」の練習をしていてとても可愛かった)



約2時間半の長丁場になったけどとても楽しかったです

最後に
Papagoで音声翻訳した音を
「おつかれさまでした👏」と復唱するように伝えてくれた

私もカタコトで「スゴハショスムニダ」と返したら
「わー!」と言ってくれて照れてしまった

💙
カバーアップ
うさぎとねこ


この旅の途中、何度だって噛み締めていた

使う言語の違う者同士が
伝えられる言葉で
お互いの真ん中に寄せ合うやりとりの愛おしさに
心臓がギュッとなるのだ

韓国語と日本語なら
お互いわかりやすい英語にしよう、とか
少しでも相手に寄り添うために
一言でも覚えていこうとか、伝えてみようとか、

そういうやさしい心遣いに何度でも感動してしまうのです


これは自分が話せないことを棚に上げすぎでしょうか........


その後(例の如く)日本のお菓子と茶葉とお手紙、
それからおすすめのカフェリストをお渡しした

するとお姉さんが
「待ってて!!」といってゴソゴソと籠バックの中から何かを取り出したあと
パチンッとホッチキスの音が聴こえた

「ソンムル〜〜🫶🏻」

と言ってお返しをくれた( ;  ; )
可愛いステッカーとカードだった( ;  ; )

😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

日本語で「大切にします!!!!!!!!」と
だいぶ大きな声でいったら
くしゃっと笑ってくれた

恋、、、、、、、、、、、?

である。
頂いたカードは今私のiPhoneケースに収まって
キラキラしている



もう一度いうが、
もう私は無敵なのである

この旅は、
もう既に「大成功〜❗️」のプラカードが立てられているのだ

帰り際に「これからどこに行くの?」と聞いてくれたのでソンスに行きますと答えた

「いい旅にしてね、気をつけて帰ってね」
「東京楽しんでください!」
とお互いにやりとりをしてお別れした


その後のやりとりです

たくさんのカフェを教えてくれた
日本語でのおへんじ


今思い出しても涙がじわっと出てくる

この時の気持ちを私はいつまで覚えていられるのでしょうか

忘れたくない、忘れるものか!!
と思ってこのnoteを書くことを決めたのです

お店の名前だけじゃなく
地図アプリのURLまで送ってくれるひと
知らぬ土地を楽しむ術をくれるひと
幸せな旅を願ってくれるひと
旅の安全を願ってくれるひと

また会いたいです

つい先日のInstagram😭


私が出会ったおふたりの彫師のおねえさんがいるだけで
私は韓国に何度でも行きたくなる


(ジミンさんも)


③聖水を散策する🚶‍♀️

完全無敵状態に拍車をかけた俺です

今なら雨が降り出そうとスキップができる無双状態である

が、しかし
本日も雨は降らない
上手く行きすぎている気がする
わたしは雨女ではないらしい


地下鉄に乗ってトゥッソム駅に移動します

필살기(ピルサルギ)CAFE


お昼ごはんです(まだまだ食べる)

ここで食べたカツサンドがめちゃくちゃに
美味しかったのでぜひ食べてほしい

添えられたオーロラソース的な謎の激うまソースが
大変美味でした

(写真を撮ったら全く美味しそうに撮れなかった)

隣に座ったカップルがずっと手を繋いでいて
可愛かったです


だが、
流石にそろそろ米が食いたい

成田でパッタイを食った罪は重い





そこから歩いて聖水まで

土曜日だったこともあってか
とても賑わっていました

白い建物
行き交う若者たち
雑貨屋さん
洋服
カフェ
ベーカリー
プリクラ

MUNCHIES AND GOODIES
というところで塩パンをひとつ買いました

店内は食品雑貨などもあります

この塩パンは明日の朝ごはんです
(あと3つくらい買っておくんだったな〜〜〜恋しい)

過去一美味しい塩パン


ここからさらに歩いて建大入口駅の方へ

ここでひとつ私の後悔していることなのですが
歩いた道がすごくよかったのに写真を撮っていないことです


可愛い雑貨屋さんに出会いました

🥕🐰🐰🐰🥕3きょうだい
きょうだいとの別れ.....涙 ごめん....涙


お気に入りです


まだまだ時間が足りない〜!!と思いながら
次の予定があったので移動します


④最後の夜🌉

1日目に背徳飯を一緒に食べてくれた友達と
今回の旅、最後の夜を過ごします

「韓国定番の1人じゃ食べれないもの食べたい」
という大わがままあるある要望を叶えてくれるそう

泰陵入口(テルンイック)駅

ドゥン!!!!!


会いたかった、タッカンマリ..................

お店のおかあさんがチャキチャキと準備をしてくれます

食べ始めると「美味しいでしょ〜」とキムチのおかわりをを持ってきてくれて母の温かみを感じる

うまの極み出汁
煮込まれた鶏との2ショ...


マシッタマシッタ........

マシッタすぎる.......

この旅でいちばんの胃に優しいお食事です
このキャベツひたひたのタレがめちゃくちゃ美味しくて
これをつまみに焼酎を飲みました、すみません

ひとり渡韓のすすめnoteを書きながら
おひとりでは難易度高めの場所でマウントを取ってしまった、すみません

隣に座っていたご家族のおばあちゃんが
日本語で話す私たちを不思議に思ったの
私の顔を見つめてきた

実はこの時ほんの少し身構えてしまった
「何か言われちゃうかな?」と思ってしまった

とても申し訳ないと今思う

おばあちゃんは「日本から来たの?」と
友達に聴いていて、友達が受け答えをしてくれた

どうやら道枝くんがお好きらしく
わたしはジミンさんが好きです〜と
友達に伝えてもらった

ミチゲッタくんとジミンさんのコラボが実現
(してない)

とても嬉しかったです


ここで友達に「チャルモゴスムニダ」を教わる

ごちそうさまでした。


その後に

ドギョムくんがオタクにお弁当を作って渡したカペ
に連れて行ってくれました

ありがとうございますと言いながら入店


韓国は本当に夜が長い
22時ごろまで開いてるカフェがたくさんあります

友達といろんな話をします

韓国でできた彼氏のこと、
結婚する人生としない人生の話
韓国と日本のいいところ
すこし息苦しいところ
仕事のこと
曖昧な思い出話

高校生の頃でさえ外で遊んだこともなければ
2人でカフェに行ったことさえないのに

大人になって韓国で8年以上ぶりの再会をして
ふたりでご飯を食べていることが
ちょっと不思議で「また8年後に韓国で会おう」と話をした

✌🏻


最高の締め括りをくれた友達


おやすみまた会おうねと言ってお別れです



宿泊先に遅い帰宅

ホストのお姉さんのおかえりなさいを聞くのも最後です
楽しかったですか?ときいてくれたので
少しだけお話をしました

ホストのお姉さんに宿泊のお礼を伝えて
韓国で最後のおやすみなさいを交わします


4日目:帰国🇯🇵🛩

帰国日です。
圧倒的寂しさ。

①最後の悪あがき🥨

最後の最後まで楽しむ気満々の私
14時すぎのフライト前に行きたいところがあります

最後の朝食です

塩パンも食べる

朝6時に起きて準備をし
韓国では珍しい朝カフェへ向かいます

緑莎坪(ノッサピョン)駅

The Bakers Table


このかぼちゃスープとプレッツェルが、
はちゃめちゃにマシッタの極みだったのだ

韓国に来てドイツパンのお店で締めくくるのは
どうかと悩んだが
これは日本では食べられない味だった

スープの味がめちゃくちゃ癖になるのである

駅から少し歩くが
ソウル駅から比較的近く、フライト前に行くには最高だった

次回の渡韓でもここには絶対に来たいと思う

ちなみにここでプレッツェルの美味しさに気づき
日本でも美味しいプレッツェルが食べれるお店を探し中だ
知っている方はぜひ私に教えてほしい

ここでゆっくりと過ごして
今回の旅の最高具合をプレッツェルとともに噛みしだく

んんん、、、、、、人生たのしい、、、、、
生きててよかった、、、、、、、、、、、、🥨

思えば社会人になってから仕事でもなんでもなく
2連休をとって3泊4日の旅行に出かけるのは初めてだった

韓国に推しを見つけなければ
ひとり渡韓をすることもなかったかもしれない
結局ジミンさんから始まる新しい人生だったのかもしれない、、、、

などとオタクらしさを取り戻し
重めの思考回路でジミンさんへ感謝の一礼

帰るか

②また来ますね💌

自分の家に着くまでが旅行である
この思い出を日本に連れて帰るのである

緑莎坪駅からソウル駅に向かおうと地下鉄の改札を通るとき
小さなトラブル

改札が通れない

最初はわからず「あ、チャージかな?」と思い財布を取り出す

ここで私のお財布の中には小銭しか残っていないということに気づく

待て待て待て待て、
最後の最後で無銭乗車の疑いで捕まるか、、、??どどどどどうしよう!!!!

プチパニックである

海外特有の飛躍した考えでこの世の終わりみたいな顔をしている俺氏

パニックの最中、駅のおじさんが近づいてきた

「おいで〜〜」と言われ

も、もうだめだ、、、、、、、、

とさらにこの世の終わりの顔になる我

エレベーターに乗せられ
手を振られる👋

、、、、手を振られる👋

どうやらカードのタッチミスでエラーが出てしまったようだ
(1回タッチしたのに改札を通れず、再度タッチすると「もうタッチ済みですよ〜」のお知らせ)

おじさんに助けてもらい
異国の地での逮捕を免れ無事にソウル駅に向かうことができました

ドキドキした。
いくら無双状態とはいえ流石に逮捕は無理である

おじさんありがとう、、、、、、、、、

こうしてソウル駅につき
もうお馴染みとなったA'REXに乗って仁川空港に向かいます

ダサピース✌🏻


相変わらず心配性のわたしなので、
3時間前のチェックインです


免税店を軽く見て回りながら
お決まりのスタバに寄ります

済州の茶葉を使った抹茶ティーラテ
これがとてもさっぱりしていて美味しかったです
日本の抹茶ラテより好きかもしれない
常時アイスを選択できるのも良いところである


名残惜しいながらに搭乗です

本当に楽しかったな


本当に楽しかったな!!!!!!!!
絶対にまた来る!!!!!!!!!!
えーんえーん!!!!!!!!!!!

わたしの中の赤子が駄々こね始めるので
ちょっと泣きそうだった

大人だってたまには癇癪をおこして
わーんわーんと声を出しながら泣きたい日だってあるのだ

人生は楽しいことばかりじゃない

悔しいこと、どうしようもないこと、腹の立つこと、納得できないこと、それでも納得しないと進めないこと、恐ろしいこと、傷つけられること、勝手に傷つくこと、人を羨むこと、自分に自信がなくなること、自分が嫌いになること、

泣きたい夜、
つまらない日常、
手応えのない日々、
乗り越えられないと思う夜、

そんな日を生きていくにはどうしたって釣り合わない対価

それでも私は、人生の中にひとつでも多く宝物みたいに恋しく想える思い出が多ければと思う

生きてるのか生きてないのか、打算的に、普遍的にただ積み重ねる日常で
思い浮かべてまた朝起きて仕事にいくことを選び続けられるような
キラキラした思い出

忘れたくない、いつまで覚えていられるだろうか

そんな記憶がまたひとつ増えた、
そんなひとり渡韓だった


「どうか無事に運んでください」と心の中で祈ります




日本に着く

あらかじめ登録していたVisit Japan webの
QRコードをかざして
スムーズに帰国です


圧倒的安心感とはコレ
ただいま〜という気持ち

無事に帰って来れてよかった〜〜!


そして念願叶う


うめえ!!!!!!!!!!!!!!!!!

世界一ご飯が美味しい、
それが私の生きる日本である

2023.5.18-21
ひとり渡韓のすすめ💌🧸

〜完〜




韓国のひとたちは皆んな優しく、建物が美しく、可愛く、皆んなおしゃれで、仲良く腕を組み、肩を組み、カフェでケーキをシェアし、可愛いものを見ると「キヨ〜〜、、」ともらし、可愛い彼女の目を見て話し、日本人のわたしにも優しく、電車に乗る時にエラーが出たら助けてくれ、

宿泊先で火災報知器がなるとすぐに逃げて!と荷物を持ってくれて、言葉がわからないとすぐに英語で話してくれて、自分の身体が好きではないという私に、貴方を好きになる手助けをとタトゥーを可愛い彫ってくれて、読みづらいハングルで書いた手紙を渡すと日本語で返信をくれて、

「感動しました」と、「お客さんから初めてお手紙を貰いました、韓国で何か困ったことがあったら連絡をしてね」と、言ってくれる、人としてとても優れたひととばかり出会うことが出来た、とても大切な旅になりました

どこで生まれたかではなく、どこで生きているかではなく、心の優れた、可愛くて優しくてかっこいい人たちがたくさんいました。

どんな場所であれ
優しくない人はいるし、怖い思いをすることもあるかもしれない
今回私はたまたま運がよく、とてもいい旅ができたのかもしれない

ただ、ひととひととが心を通わせ相手を大切に思う気持ちを私は忘れたくないし、
ただ優しい人間でありたいと心から思います

韓国だけでなく、もっと遠い場所へといつか必ず行ってみたいな

そしてまた会いたいお姉さん、
優しい店員さん
また行きたい場所

またお邪魔いたします〜

それでは!


稲澤こてつ子


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