歯を削る・・そのリスク
今日は「顎関節症(がくかんせつしょう)」の症状が出た時に
知っておくべきミニ知識として
『噛み合わせの調整のリスク』についてお伝えします。
あなたは今、こんな症状は出ていませんか?
・口を開いたり閉じたりすると痛い!
・大きく口を開けれない!
・口を開けようとすると音がする!
などなど・・・。
これらの「顎関節の不調」の症状を、
先日からお話ししていますが
一般的には「顎関節症(がくかんせつしょう)」
と言います。
そもそも・・・
なぜ、あごに不調が出ているのでしょうか?
人は、精神的ストレスがたまると
食いしばったり、歯ぎしりすることで
そのストレスを発散できます。
だから、自分のメンタルの健康を維持するために
「歯ぎしり・食いしばり」を
しているのです。
しかしながらその一方で、
歯やあご関節にこの「歯ぎしり・食いしばり」の力が
加わり続けると・・・
自分の体が壊れていってしまうんです。
普通、1日に歯を合わせる時間は食事などで
「トータル5分くらい」と言われてますが、
「歯ぎしり・食いしばり」がある人は
その何倍もの時間、異常な力が
歯やあご関節に加わり続けるのです!!!
これって、普通に想像しても
危険な感じがしますよね???
歯と歯が奥歯でしっかり噛んでいる場所・・・
そこであご周りの筋肉のバランスが取れているので
一本でも奥歯を抜いたら・・・
それが悲劇の始まりになるのです。
これと似た結果を引き起こしてしまうのが
「噛み合わせの調整」です。
「えっ、なぜ???
と不思議に思いますよね?
どういうことかと説明しますと・・・
上下の歯と歯があって
初めてそこで全てのバランスが
取れるわけです。
それが、奥の噛み合わせが低くなっていくことで
あごの関節が奥の方へ移動しやすくなり、
耳の前のあご関節の場所が圧迫されていくのです。
なので、歯科へ行って・・・
「顎関節症(がくかんせつしょう)ですね〜。
噛み合わせの調整をしておきましょうね」
と診断して、奥歯を削っちゃう先生は
「要注意人物」と認識していいでしょう。
確かに歯並びが悪くて、
1本の歯が噛み合わせを乱してしまい
あごが変な動き方をすることで
関節に外傷性の力が加わっているために
歯を調整する必要がある時もありますが・・・
基本的には
「簡単に歯を削っちゃう先生」
は危険です。
きちんと今の顎関節の状態、
そして今までの歴史から
あなたのあごに何がおきて、
どうなったから今の症状が出ているのでしょう。
ときちんと説明してくれる先生なら
信頼できますが・・
「噛んで痛いんですよね?
噛み合わせ調整しておきましょう!」
と、気軽に歯を削ると
あごの状態がひどくなってしまうことが
予想されます。
ざっくり言うと・・・
「顎関節症(がくかんせつしょう)は、
噛み合わせが低くなりすぎたせいで起きる!!」
といっても過言ではありません。
なので、歯を更に削ってしまうと、
より顎関節症の症状を悪化させてしまう
ことになります。
この落とし穴に落ちないように!!
自分の健康は自分で守る!!
意識や正しい知識が防御の第一歩です。
・口を開いたり閉じたりすると痛い!
・大きく口を開けれない!
・口を開けようとすると音がする!
顎関節に上記のような違和感を感じて
いるのであれば・・・
ぜひ一度、私の無料相談会にお申し込みください。
まず、現状と解決策を明確化することから
始めましょう!
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