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苦手な時代小説


三洋堂書店の110円棚で直木賞受賞作を見つけ買ってしまった

大島真寿美
渦  妹背山婦女庭訓 魂結び

*️⃣概要、あらすじ

第161回直木賞受賞作

選考委員激賞!

虚構と現実が反転する恐ろしさまで描き切った傑作! ──桐野夏生氏

いくつもの人生が渦を巻き響き合って
小説宇宙を作り上げている──髙村薫氏

虚実の渦を作り出した
もう一人の近松がいた──

「妹背山婦女庭訓」や「本朝廿四孝」などを生んだ人形浄瑠璃作者、近松半二の生涯を描いた比類なき名作!

江戸時代、芝居小屋が立ち並ぶ
大坂・道頓堀
大阪の儒学者・穂積以貫の次男として
生まれた成章(のちの半二)
末楽しみな賢い子供だったが
浄瑠璃好きの父に手をひかれて竹本座に通い出してから浄瑠璃の魅力に
取り付かれる
父からもらった近松門左衛門の硯に
導かれるように物書きの世界に入ったが
弟弟子に先を越され人形遣いからは
何度も書き直しをさせられ、それでも
書かずにはおられなかった……
著者の長年のテーマ
「物語はどこから生まれてくるのか」が
義太夫の如き「語り」にのって
見事に結晶した奇蹟の芸術小説

筆の先から墨がしたたる
やがて、わしが文字になって溶けていく──

*️⃣感想

江戸時代に活躍した浄瑠璃作者
近松半二の生涯を描いた作品
浄瑠璃の知識は全く無いまま読んでみたけど、その醍醐味・妙味に裏打ちされた面白さが感じ取れない
浄瑠璃、歌舞伎、道頓堀、それらに
関わる人達など沢山ぐちゃぐちゃに混ざりあった渦

相関図を書きながら読みました(@﹏@)

「妹背山婦女庭訓」のストーリーの
分厚さというか盛り過ぎの内容に辟易
結構読むのが苦痛で流し読みでした
(๑-﹏-๑)

*️⃣おまけ

著者の大島真寿美さんは名古屋の方で
うちの息子の高校のOBなので

勝手に親近感で読んでみましたが
やはり時代小説は私には合いません
でした(´𖦹 ω 𖦹 `)

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