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可愛いピンクの装丁が目を引く第164回、芥川賞受賞作🩷


図書館の本

※あらすじ・内容

【2021年本屋大賞ノミネート作品】
【第164回芥川龍之介賞受賞作】
逃避でも依存でもない
推しは私の背骨だ
アイドル上野真幸を""解釈""することに
心血を注ぐあかり
ある日突然、推しが炎上し——。
デビュー作『かか』が第33回三島賞
受賞
21歳、圧巻の第二作

※感想
気にはなっていた作品 
私もいわゆる"推し"がいる生活をしているので読んでどんな気持ちになるだろうと思いながら読みました
主人公のあかりは推しの世界に触れて
いる時は、几帳面でしっかり者で優しい良い人という感じだけど日常生活では
みんなが普通にできることができなくて苦労している
親や姉は推し活ができるのに学校の事や就職やらが上手くいかないのは怠けて
いるせいだと責めるけど、あかりは発達障害ではないのか?と思った
最後、推しのグループが解散、引退して普通の人となってしまった後の絶望感と喪失感が伝わってきた
「推しは人になった」といったフレーズには驚愕
推しに触れている時だけが生きてる感じがするっていうのが切なかった(._.`)

※おまけ
私にも推しがいるけど


太郎さんが元気でバイオリンを弾いてくれて
私はコンサート会場へ行ける事が幸せ
(*˘︶˘*).。.:*♡



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