今日の1曲「セルアウト禅問答」挫・人間

「たま」の翌日が「挫・人間」ってどうしちゃったんだ僕のプレイリスト

陰陽で比較したら圧倒的陰
明暗で比較したら圧倒的暗なバンド、挫・人間

最近はちょっと明るさを感じることもあるか。

もし挫・人間を初めてこの記事で聴いて、この曲調好きって思った人がいたとしたら、他の曲聴くときは覚悟してほしい。

そもそもセルアウトって言葉は元々ストリート系音楽作ってたアーティストが大衆向けの曲を作るみたいな意味があって、挫・人間の陰の要素が溢れだしてる曲。
その背景知った上で聴くと、よくこんな明るい曲、明るいMV作れるなと驚く笑

たしかリリース時はゲスの極み乙女。とかが凄いキテるって時だったような気がする。

これまでの挫・人間聴いてきてこの曲聴いたとき
一体何が起こったのか頭が混乱した。

明るいポップなサウンドに、流行りの早口なボーカル
おいおいついに挫・人間が万人受け狙ってきたんか…と聴いてたら

俺はつまり天使だったんだあああ

でめっちゃ笑った。
サウンドも一気にハードなサウンドで緩急えげつない。

その後何事もなくポップなサビになるから
え、さっきの幻？え？
ってニヤニヤが止まらん。

もう一回戻ってこい、戻ってこい挫・人間…！
って思った頃に

どうしてこうなってしまったんだあああ

で何回笑わせるんだと。

サブカルで食えないなら
食ってやる女食ってやる

とかポップなメロディに載せて何歌ってんだ。

最後アイラブユーって言って良い曲風にしてるけど隠しきれてないぞ！

これこそロックなのかもしれない。
やろうと思えばこんな曲もやれるわボケ
みたいな印象も受ける。

バンドの色を滲み出しながら完成度高い曲なのがまた良いんだよなあ。

土曜日の俺はちょっと違う
と言ってた男がこういう曲に至った流れを考えながら聴くのも良いかもしれない。

大好き。