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国民健康保険のデメリット②(実質の価値が値段に寄っていってしまう)

前の会社から医療保険を使ってマッサージにお伺いしていたおばあちゃんから突然の電話。肩がどうしようもないからとにかく来てほしいとのこと。お伺いしてお話を聞くと、今も前の会社から週2回マッサージにきているとのこと。
『でも痛いから、あんたなら何とかしてくれるかと思って…実費で良いから』とのこと。
保険は同じ疾病を2か所では使えないので前の会社が通しているし必然的に私は実費になる。
ちなみに前の会社は1回30分と決めていてお金は法律に基づいて全国共通の約400円。私は安売りしたくないため1回20分しかしません。何分であれ保険診療であれば同じ報酬で高齢者1割負担で約400円です。高齢者の場合は一割なので実費の場合は10倍で4000円。
20分で驚くほど肩が軽くなったと喜んでいただきました。
私は20分して4000円。
前の会社は週2回きていて月9回、計270分で支払い金額は3600円(実際の受け上げは36000円)だけど効果がないからと私に連絡があるんです。支払い金額だけみたら時間の長さが違うけど同じ約4000円で畠田凄いな~って簡単な話ではすまないんです。9割分の32400円が前の会社には保険として支払われています。その財源は皆さんが納めた税金ですよ?
前の会社はどこよりの不正をしていないクリーンな会社でしたが私は辞めました。法的にたとえクリーンでも『無駄な施術・不必要な施術』や『保険料も含めた代金の価値と比べて、明らかに価値の少ない施術』をしている連中たちと仕事をして
無駄な税金を自分たちの給与にしている感じがしたから私は辞めたんです。
(よその事業所はそれに加えて水増しや架空請求ががあると死んでも働きたくないですよね)
なにが国民健康保険の弊害かというと『みなさんが何円の価値と思って何円払っているのか』が鈍ってしまうということです。

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