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コーヒーとわたし___3

イタリア放浪の旅もそろそろ終わり。

旅の終盤に訪れたトリエステという街。

illyというイタリアでも老舗のお店のある街で、港があるため古くから貿易盛んでコーヒーの輸出入には欠かせない街である。

ちなみに街自体はすごくクラシックな雰囲気で、オーストリアやドイツのようなイメージ。(どっちも行ったことないけどな。)

やっぱりこの街もバールはたくさんあるのだけど、街の広さの割に自家焙煎のロースターが多く感じた。

しかも全然ロースターっぽくなくて雑貨屋さんだと思ったら珈琲豆売ってたりしてなんだか不思議な感じの店構えだったり。

当時のわたしの偏見で、イタリア人はエチオピアのナチュラルとか、いわゆる明るいコーヒーが好きじゃないイメージがあったのだが、普通にラインナップで並んでいたりして、というかシングルが置いてある事にそもそも衝撃を受けたのであった。

これはもう今から8年ぐらい前の話(2012年5月ごろ)の話だから、きっとイタリアのコーヒー事情も変わってるんだろうな。

そんな感じでいろいろ衝撃だったこのイタリア放浪の旅も無事終わり、帰国。

帰国後の私はというと今勤めているコーヒーショップで2012年7月からオープニングスタッフとして働き始め、もうすぐ8年が経つ。

2015年にはコスタリカへ行くチャンスに恵まれ、産地の状況を直接知ることができた。
このお話はまた次回。

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