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コーヒーとわたし___2

前回から引き続きコーヒーのお話です。

初の南イタリア。

今までローマより北しか訪れた事のなかった私はとてつも無い衝撃を受けた。

建物の様式もどちらかというとアラブ調の建物が多く、今まで出会ったイタリア人よりもさらにラテン系というか陽気な人が多い印象だった。

そんな南イタリアでもやっぱりバール文化は健在である。

なんとなく話には聞いていたが、どうやらイタリアの中でも南の方が水の硬度が高いらしい。

そんな前情報を持ちながらエスプレッソを頼んだ私は衝撃を受ける。

「でらうまいがね!!」

思わず素で名古屋弁が飛び出すほど。

もちろん今まで他の街で飲んだエスプレッソももちろん美味しかったのだが、さらに丸みがあるというかトロッとした質感が口の中に広がった。

この文章を書いている今も、コーヒーを飲むためだけにでもイタリアに帰りたくなる。

前回の投稿に載せたエスプレッソとドルチェの写真、あのドルチェはカンノーロというシチリアのお菓子なのだがこれがまた美味しいのなんの。

とにかくこの南イタリアでの体験でさらにコーヒーが好きになってしまったのであった。

約1ヶ月の放浪の旅は最終的に北イタリアのミラノで終わるのだが、その前に立ち寄った街がトリエステという街だ。

港街でありillyの本社があるトリエステはコーヒーにとても縁のある街なのでまた次のお話で。


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