見出し画像

昨シーズン振り返り コンサドーレ札幌編

コンサドーレ札幌編です。

他サポが遠征する際には、観戦以上に観光への誘惑が試される大地ですね。日程発表で一番に対戦日を確認してしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな札幌の昨年度のおさらいをしてみましょう。


昨シーズン振り返り

レジェンド指揮官

札幌の監督といえば、いよいよミハイロ・ペトロヴィッチ氏のイメージが定着してきた気がします。
広島や浦和でも長期政権を築いた指揮官ですが、ついに札幌の地で7年目のシーズンに突入しました。その評価は札幌にとどまらずJリーグ史に残るレジェンド指揮官と言っていいと思います。

ペドロヴィッチことミシャの指揮する札幌は、成績としては残念ながら一年目がピークであり、それからはなかなか一桁順位の壁が打ち破れていません。

ただし得点率では昨シーズンが一番でした。

大体のチームは成績が上がらないと守備の整備から始めるのが一般的なのですが、そうではなく更にリスクを冒して得点を取りにいくところにミシャ札幌の魅力が詰まっていると思います。

斬るか斬られるか

FootballLABとSofascoreを参考に独自にデータを加工して作成

札幌といえばハイプレスのチームです(ハイプレッシングによる守備成功率はリーグ2位)。
相手GKまでプレッシャーをかけていき、成功すれば大チャンス、突破されたら大ピンチのスリリングなサッカーでした。
その結果がシュート数と得点数にあらわれていますが、逆にディフェンスが晒された結果として与えたPK数も多いです。

ボールを奪えば常に浅野雄也小柏剛が裏抜けを狙い、ボールが引っ掛かればまたプレスを仕掛けて、常にゴールを狙いつづける豪快なサッカーが展開されています。

次は選手動向を見てみましょう。

選手動向

FootballLABを参考に独自にデータを加工して作成

これは、それぞれの選手がシーズンをまたいでどれだけリーグ戦の出場時間を増減させたかを表にしたものです。
(※基本的に増減が500分以上の選手のみを抜粋)
(※オレンジ色の枠は、シーズン中を含めたその年の新加入選手)
(※紫色の枠は、前シーズン中を含めた退団選手)

昨年度のオフでいうと、浅野はリーグでもトップクラスの成功移籍と呼べる活躍をしています。
それから二年目で伸びたスパチョーク。ACLに参加しているバンコクユナイテッドの試合を見ていてもタイ人選手のボール技術はどんどん上がっていて驚異です。チャナティップの活躍を超えるポテンシャルは充分に持っていると思います。

このオフはかなり流出の多いシーズンでした。前線では小柏ルーカスフェルナンデス、後方では田中駿太とキーマンが抜けています。
代わりのアタッカーとしては鈴木武蔵長谷川竜也を補強しました。近年の札幌は大卒新人も大当たりを出しているので、左利きのドリブラーである田中克幸にも期待です。

札幌に関しては守備の問題点についてもう少し分析を深めようかとも思ったのですが、短所を補うよりも長所を伸ばすのがミシャ札幌らしいと思っているのでこのまま攻撃サッカーを貫いて欲しいというのが個人的な思いです。

今回は以上です。


皆様の応援を糧にしてこの記事を書いています。ぜひフォロー、高評価をよろしくお願いいたします!


※記事内データ引用元サイト紹介

FootballLABさん

Sofascoreさん
https://www.sofascore.com/tournament/football/japan/j1-league/196


この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?