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文章が苦手じゃなく、書いたことがないから苦手なだけな話

最近「なんでWebライターを始めたの?」と聞かれることが増えました。それだけ興味を持ってもらえたということなので、嬉しい限りです。

私がWebライターになったのは、何も

・文章を書くのが好きだから
・何かを表現したかったから
・人を感動させるような物語を書きたいから

なんてことは無く、最終的にWebライターへ行き着いただけです。特に文章は好きではないですし、得意でもない。
なんなら文章は苦手な部類です。

「じゃあなんでWebライターに?」と思われそうなので、少し自分語りをさせて頂きます。

今日は私がなぜWebライターになったのか?というお話です。

この記事は約2分で読めます。

文章が苦手だから始めたWebライター

私がWebライターを始めたのは「文章がうまくなりたかったから」です。
なぜなら、私はとてつもなく文章が下手くそだったから。

今の仕事に転職して最初にぶつかった壁は、書いた文章が伝わらない…でした。
・日報
・報告書
・メール
・提案書
今の仕事に就いてから、圧倒的に文章を書くことが増えました。
そのたびに

・「これどういう意味?」
・「これ何が言いたいの?」
・「これ分からないから、口頭で説明して」

と、毎回つっこまれていました。
毎回書いたものを説明しなきゃいけないのは、精神的に結構キツイものがあります。

同時に悔しさも芽生えてきました。
「なぜ自分は書けないのだろう?」と思うようになり、文章術の本を読み始め、ブログを書くことから始めました。

しかしいくらブログを書いても、フィードバックがもらえないので文章が上手になっているのか分かりません。
そのため、もっと文章を極めるために私はWebライターになりました。

誰でも最初は「苦手意識」が走り出す

Webライターを始めたばかりのときは、苦手意識しかありませんでした。
だって人のために文章を書いたことがないのですから。

私が今まで書いてきたのは、下手くそな報告書にもなっていない文章と、自分のブログだけです。
果たして自分の文章にお金を払ってもらう価値はあるのか?という考えから抜け出せなかったことを覚えています。

しかしやらなければ、いつまで経っても上達しないので書くしかありませんでした。
何より、思い立ったのに動かないのはカッコ悪いと思ったので、無理やり動き始めました。

そして思い出しました。
私はバレーボールをしていたのですが、最初は何もできなくて、バレーボールに「苦手意識」しか無かったことを。

練習を重ねて、いつの間にか苦手なことを無くしていった経験があるので、文章も同じだと考えるようになりました。
誰でも最初は「苦手意識」が走り出します。
そりゃそうです。だってやったことないんですから。

少しずつできることを増やしていって、いつの間にか誰かに意見を言えるようになっていれば良いんです。
得意げな顔ができるようになるまで、ひたすら練習しましょう!

小さく歩いてても、いつの間にか遠いところに

Webライターを初めて、9ヶ月が経ちました。
今や、始めたてのときには考えられなかった依頼を受けています。

「書けるわけがない」と遠慮していた依頼を、今では「ふーん」みたいな顔しながら書いています。

そうなれたのは「少しずつでも、歩き続けたから」だと思っています。

何事も一気に遠くへは行けません。
近道はないので、一歩でもずつでも歩き続けるしかないのだと、今なら本気で言えます。

毎日30分だけでも書き続けてきた9ヶ月があるから、1年前には考えられもしなかったところまで来れたんです。

Webライターにたどり着くまで約2年半かかりました。
たどり着いたものが同じではなくても、少しずつ歩いていれば、想像もできなかった遠いところに立っています。

Webライターで副収入を得られていることで、ゆとりある日々を過ごせています。
こんなに穏やかに過ごせるとは思ってもいませんでした。

文章が苦手だから始めていない人は、少しで良いので書いてみてください。
文章が苦手なんじゃなくて、書いたことがないから苦手なんです。

私も苦手でしたが、今では「そこそこ」と答えられますし、苦手だとは思っていません。

私がそうであるように、やってみればいつの間にか遠くまで来れますよ。

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