飯能旅行/散歩/年末のひとりごと
先日、中学生の頃のお友達に誘っていただき、埼玉県の飯能に旅行してきた。
冬の清々しい山の空気が気持ち良かった。
そして10年ぶりぐらいに友達と旅行。
少し緊張した。
緊張したけど、少し一緒にいたら、知らない間にもうひとつの家族といるみたいな、中学生に戻ったような、温泉に浸かったみたいな気分になっていて、ぬくぬくになった。
もちろんお食事も美味しかった。
完全に山の幸。
鯉のお刺身を生まれて初めて食べたけど、コリッとした感じで生臭くなくてよかった。
酢醤油と酢味噌で食べたのも新鮮だった。
41歳でもまだ初めてなことはたくさんあるんだなぁって思う。
友人は、皆、各々違う家族構成で、違う仕事をしてて、それぞれ違う悩みがあり、それぞれの日々の悲喜交々がある。
それを分かち合うことはもうできなくても、昔の学生時代の淡い想い出とかは分かち合えるし、不思議な安心感とかもある。
一人来れなかった友人もいたけど、今とても忙しい時期だと思うから、また時が経って落ち着いたら行けたらいいなと思う。
その時は私が介護とかしてて忙しくて行けなかったりして。
ゆるく、細く、長く、繋がっていけたらいいな。皆はどう思ってるかわからないけど。
下は「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」というところに行った時の写真。
(ムーミンバレーパークと同じ場所かと思っていたら違った。こっちは入園式無料。)
帰ってきたらほっとしたけど、家が寒すぎるのと一人を実感したり、一人反省会をしたりして、メンタルが落ちた。
たぶん年末なのもある。
その後、授業中もしんどくなってきて、吐き気が止まらないとか、パニックの前兆みたいな感じで、身体が変な感じになってきて、久しぶりにアルプラゾラム半錠ずつ、飲んでみたりした。
だましだましで、とりあえず、授業出れたけど頭には入ってこなかったかも。
別の日、がんの先輩、仲間が忘年会ランチに誘ってくれたので、行ってみた。
ランチ会が終わった後に、先輩とサンシャインの展望台に登ってみた。
サンシャインの展望台は、子ども達とお母さん達の社交場になっていた。
人工芝が敷いてあって、そこをハイハイしてる子がいたり、ピクニックみたいな事をしてるお母さん達もいてのんびりとした空気が流れていた。
ぐるっと一周してから、目白の方へ歩いて、いちごのかき氷を食べたりした。
美味しかった。
私たちが行った時は人がいなかったけど、少ししたら店が混み始めて、並びだしていたので、冬でもかき氷は人気なのだなと思った。
崖のような形のかき氷。
初めて食べる私は、食べ方が分からず、少しずつ上の氷を削り、下に落として食べていた。
先輩は後ろに氷が落っこちるんじゃないかと気が気じゃない様子で、わたしに、「後ろ気にした方がいいよ。」と何回か忠告してくれたけど、意外と落ちなかった。土台がしっかりしてた。
先輩はあんバターかき氷のラズベリーソース付きを食べていた。少しもらったけど、あんバターも美味しかった。
先輩は余ったラズベリーソースを全部くれた。
やさしい。
食べ終わるとお腹がいっぱいになってしまい、目白から池袋の方まで歩いた。
歩いていたら、目白庭園があった。
無料で入れたので、一周してみたら、池の中に信じられないほど大きな鯉が重たそうに体を揺らしながら泳いでいて、たぶんあれはここの主だと思う。
それからまた、てくてくと歩いていたら、自由学園朝日館があった。
いつか行ってみたいなと思っていたので、テンションが少し上がった。
フランクロイドライトが設計している建物で、窓の形や建物を囲う柵のデザインもそれっぽくて美しい。
中に入ってみたかったけど、閉館時間を過ぎていたので、ミュージアムショップみたいなところに入って、少しだけ近くで見ることができた。
今度、ちゃんと見学しに行きたい。
この時、昔から建築物が好きだった事に気づいた。
何が楽しい事なのか、あまりに色々なことがあったからよく分からなくなってたけど、、一個、思い出した。
来年は、名建築をめぐる散歩に出掛けてみたい。
近場で。それを目標にしようかな。
池袋のタカセで、先輩は、お土産に先輩の旦那さんの好きなアップルロールというパンを買って、帰って行った。
洋菓子屋さんだからか、甘そうなパンが多かった。
タカセの店内は昭和から時が止まっているようだった。クリスマス風の飾りまで昭和の雰囲気を保っていて、すごい。徹底してる。
ファンが多いのか、お客さんも割といた。
昔、タカセのエンガディナーというお菓子を頂いた事がある。胡桃が入っていてとにかく甘い。
鎌倉紅谷さんのくるみっ子をさらに甘くこってりにした感じがした。
街歩きは楽しいな。
元気に歩けるように、心も健康でいなくては。
年末年始に思う事。
お酒が飲めるなら、お酒が飲みたい気分。
酔っ払っていい気分になれるならいいけど、わたしは飲めないから、残念ながら眠剤とアルプラゾラム飲みます。
こちらが何にも攻撃しなくても、ニコニコしてても攻撃されることはあって、存在してる限りどこにいても、思わぬところから矢は飛んでくる。
刺さるし、痛い。
こちら、笑ってても、血は出てる。
それでもって刺した方は覚えてないことが多いから厄介だよね。
楽そうに、呑気そうに、はたまた悲劇のヒロインぶってると思われるのかもしれないな。
私は私の命が尽きるまで、この足が動くまで、見たいものをみて、行きたい場所に行く。
やりたい事をやる。大事な人を大事にする。
たまに寝込んだりすると思うけど、マイペースにしか生きられない。
全ての命が尊い。誰かにないがしろにされても。
それは変わらない。
今年も色々勉強になったな。ありがとう。
去年の寒い時期にライブに行ったけど、やっぱりこの曲が好きです。
折坂悠太の針の穴。
来年もそれぞれの人が、針の穴を通して、通し続けていきていくのだと思う。奇跡が積み重なっているこの命を大事にしたい。
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