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離婚を考え始めた【きっかけ】

私が結婚したのは、2004年。そして、離婚したのは2017年6月。

13年間の結婚生活でした。

今でいう授かり婚、できちゃった結婚だったのですが、独身の頃の私はまったく結婚願望のない人でした。

今でこそ、子供大好き!と声を大にして言えますが、独身の頃は本当に子どもが苦手でした。虐待をするとは思えないけど、私が子供を育てることなんて、想像もできませんでした。

息子を出産したとき、というか妊娠した時から、180度心境は変化。
だんだん大きくなるおなかをさすりながら、来年の今頃はもう赤ちゃんとして産まれてるんだぁなんて思いつつ、何を着せようか名前どうしようかと不安ながらも楽しんでました。妊娠てすごい。

 

今でこそ、にっくき元旦那(笑)ですが、当時は頼るべき伴侶。

当時、仕事大好き第一主義だった私は、臨月ぎりぎりまで仕事をしてました。

元旦那は地元で当時トラック運転手(元旦那も同郷です)をしていたので、子供が生まれる直前までは、別居婚というやつでした。

車を買いたいというのもあって、ギリギリまで働き、お金を貯めるということで別で暮らしていたのですが、結果、私は良かったと思っています。
いなくて不安というのもありましたが、自分のお世話だけで済んだので、今思えばほんと楽だった。

そして、産休→育休をへて仕事に復帰したのですが、仕事を続けてきたのも結果、よかったです。
出産前から同じ職場で今も働いてます。
今の会社で産休を初めて取得したのが私。
会社も右往左往しましたが、なんとか仕事を続けられています。
まあ、今じゃ労基に訴えることができるようなこと言われてましたけどね(当時の上司に出産後9か月で、一週間後に復帰できなければ、仕事辞めてもらうって言われてました) 

そして、復帰して一年以上たったある日、息子のある一言で私は元旦那に不信感をもちます。

当時、土曜日に出勤をすることがあり、土曜保育を利用したり元旦那に見てもらったりしていました。

その時は元旦那に子供を見てもらって仕事をしていました。元旦那は子供と二人きりでも特に問題なく、食事の準備もある程度はできる人だったので不安はありませんでした。

帰宅後に子供とお風呂に入りながら

「今日、何して遊んだ?」と聞いてみると、

「〇〇ちゃん、あそんだ」と。

〇〇ちゃんとは女の子の名前で、当時、保育園組だったうちの子は同年齢の友達というのは保育園の子しかいませんでした。保育園であいさつくらいしかしなかったのでママ友も特におらず、さらに、自宅に呼んで遊ぶというほどお友達もまだいなかったため、〇〇ちゃんって誰だ?と私の頭の中は「???」だらけ。

夜、元旦那に「〇〇ちゃんと遊んだって言ってたけど、誰?おともだち?」と聞いてみると、急にむすっとして「知らない。そんな子と遊んでないし」と不機嫌に。

ますます「???」となったのですが、その日は特に問い詰めることもせず、買い物でも行ったときに誰かと会ったのかな?くらいにしか思いませんでした。

 

数日後の夜中、私は子供と先に寝ていたのですが、ふと目が覚めました。元旦那は隣の部屋でテレビを見ていたようなのですが、ぼそぼそと何かしゃべる声が襖越しに聞こえてきました。
(当時住んでたアパートは、寝る部屋とテレビのあるリビングが襖一枚で仕切れるようになってました。)

トイレでも行こうかな、くらいに思っていて特に聞き耳をたてるつもりもなかったのですが、元旦那が誰かと電話をしていたようでしゃべっている言葉の中に「〇〇ちゃん」の名前が聞こえてきたんです。

知らないと言った〇〇ちゃんの話をしていると思って、息をひそめて聞いていると

「〇〇は元気?うん、そう・・・また行くから・・・」

みたいな会話が聞こえてきて、私は金縛り状態。

そのあとはどうしたか分からないですが、たぶん寝落ち?したのか、寝ようと努力したのか今となっては覚えていません。

それから私の元旦那への不信感は黄色信号から赤へまっしぐら。

〇〇ちゃんの存在を知ったきっかけでした。〇〇ちゃんについて詳細を知ったのは、それからしばらくしてからですが、今でも元旦那からはこの〇〇ちゃんと〇〇ちゃんのママ(たぶん元旦那の最初の浮気相手)については、詳細は分かりません。

離婚のきっかけはまた別なのですが、私に警笛を与えるきっかけになった人物でした。

ここから10年近くは我慢してしまったのですが、この時に問いただしておけばよかったのかどうなのか。今も分かりません。

一つ言えることは、この時の自分への警笛を信じてよかったのではと思います。

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