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2024/5/2の日記(イベント宣伝もかねて)

日記を書くタイミングは夜の方がいい気もしているのだが、何より書きたいときが書くべきときということで、昼ですが書きます。

東京に数日滞在して、自主企画を三つやってきました。

初日は「累計百物語 東京篇」。
基本コンセプトは「語ること、聴くこと」のみです。
裏テーマもいろいろあるのですが、難しくしないでとにかくシンプルに語って聴いて、雑談も織り交ぜて気楽さも醸しつつ。みんな、楽しんでくれたようで何よりです。
ショー、エンタメを観覧するときに生じる評価軸を抜きにし、他人が他人の世界観で自由闊達に語ったことを「受容」する場としての怪談会は、もしかしたら誰かにとっては物足りないものなのかもしれないけど、違う誰かにとっては代わりの効かない場になると思います。合う合わないはあるだろうけど、一度参加してみてください。

打ち上げは鉄板の店で、ワイワイと。

二日目は「一流怪談師養成講座」。

↑配信アーカイブは5/12いっぱいまで。

住倉カオスさん、夜馬裕さん、ハニトラ梅木さん、タイルまんさんと開催。
「怪談」という商業活動をどのように展開したらいいか、を話し合うことをきっかけに、話題は表現論、人生哲学、コミュニケーション術、みたいなところにまで突入していました。
基本的に「商業活動」の枠内を意識し、前日の「累計百物語」のスタンスとは真逆のことをテーマにしていたわけですが、良い意味でのダブルスタンダードとでも捉えてくれたら嬉しいですね。「怪談」のみを対象にするか、「怪談を使った商業活動」を対象にするかで出てくる言葉は変わって当然で、むしろここを混同している人の解像度で現代の怪談のあり方を語るべからず……いや、別にいいけど。
市井の中にある怪談文化のグラデーションを踏まえると、まったくダブルスタンダードでもないのですが、ここは分かりやすく「良い意味でダブルスタンダード」とでも表現しておきたいです。

イベント中、住倉さんがはっきり「表現」と言ったときがエモかった。
夜馬裕さんも「やりたいことをやるために会社を辞めて、これまでの年収を失ってるんです」と、真に気持ちの良いカミングアウトをしておりました。予想外に梅木さんも熱くなってて、普段よりもマイク専有率が上がっていた。タイルまんは徐々にキャラが浸透し、途中からは弱々しく「ですよね……」というだけで客席から笑いが起きていました。
面白いイベントなんで、アーカイブ視聴をぜひ。

打ち上げの場でわたしが夜馬裕さんへ「俺、夜馬裕はなんか可哀想な人って思ってるから、ちょっと舐めてるんだよね〜」と言ったら、住倉さんがとても良い笑顔で「おいおい、そんなこと言うなよ〜」とツッコんできて面白かった。

三日目は「BBゴローを愛でる会」を横浜で。

↑配信アーカイブは5/13いっぱいまで。

わたしが会社を辞めて、イベント活動をするようになってから出会った人の中で最も尊敬しているのがBBゴローさんです。本当に素敵な方。

BBゴローさんの魅力がめちゃくちゃ出るイベントをしたいな、と思って企画しました。結果、客席はほぼ満員で爆笑に次ぐ爆笑。会場には著名人が多く、BBゴローさんの人間力に感動。みなさま、無茶ぶり登壇お願いにも応じていただきありがとうございます。
ムード作りもかねて「昭和だぜ!」と壇上で呑んで呑んで酔ったわたしは後半の司会進行を住倉さんにほぼ全お願い。ゴローさんの超オモシロと住倉先輩のプロ司会を堪能する側に回りました。そして、打ち上げ終盤ではゲロが止まりませんでした。

東京三日間を振り返ると、連日、邪気のない色んな方と交流できて楽しかった思い出ばかり。みんなで楽しいのが一番だよね。


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