テレビがコロナコロナうるさい

無意識にテレビをつけていることがある。
テレビが流す情報にうんざりしていても
無意識にテレビをつけていることがある。


無意識につけていただけなのにもかかわらず
ずっと不快に記憶の隅に残ってる番組がある。

お笑いタレントが柴犬と体育館に隔離されて
ドミノを完成させるという主旨の番組だった。


柴犬がうろうろと動いている状態でタレントはドミノを組み立てるのだが

柴犬は作りかけのドミノをどんどん倒していってしまうのだ。

もちろん柴犬に悪気は無い。

ただドミノが完成しない苛立ちでタレントが段々と追い込まれていってしまい、

ついには柴犬のすぐ側で奇声に似た大声をあげる。


なんだこの番組。気持ち悪い。

タレントのメンタルが追い込まれるのをみせものにして

視聴者はこれを見て笑うの?何が面白いの?


私にはそれが動物虐待にしか映らなかった。



柴犬と暮らしている私は、犬がいつも人の様子を常に気にしてくれているのを肌で感じている。


この柴犬も大声をあげたタレントを心配して
余計にうろうろしてドミノを倒したかもしれない。


もちろん受け取る側のただの感想なので、虐待うんぬんというのは大袈裟かもしれない。


ただ無意識に自分からテレビをつけているのに、そんな重い気分に陥ってしまうようなことが日常にはゴロゴロとしているのだ。

何がきっかけで自分のスイッチが入るか落ちるか

自分でもよく解らない。


だからコロナコロナうるさいテレビはつけない。

自分に少しでも違和感のあるものには

自分で蓋が出来るようになりたいのだ。


note初めての文章はもっと書きたいことがたくさんたくさんあったはずなんだけどな。

こんなネガティブ要素満載なスタートが

なんだか私らしいといえば私らしいのかも。

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