強み弱みを問い直すことから・・・

ちょっと間が空いてしまいましたが、価格設定の続きの価格交渉。
間に別の講座がはいってしまい、遅れに遅れてるのは承知しているんですが、復習はきちんとします。

かん味処の3回目は「価格設定と交渉術」

交渉術といっても、バリバリの営業ばりに果敢に立ち向かいましょうといいう根性論ではなく、もちろん基本的な考え方。
さて、自分はどうやっていたか、という大いなる反省も含め、ふむふむと勉強し直しました。

1,「高い」「安い」という絶対価格の比較は避ける
2,購入期限を設ける
3,こちらは選択肢を出すだけ
4,煽らない
5,デメリットは先に出す

卸先と話をする場合、こちらから提供できるものを紹介した後、往々にして「他と比較して高いか安いか」という話になりがち。これは避けられないこと。先方としても「より良くて」「より安い」ものであればそれに越したことはない。

だとしたら、絶対価格の比較に触れる前に
「この価格である理由」
をしっかり伝えることが大切。例えば、
・多品種ゆえ、提案できるものが多岐にわたる
・少量生産のものもあるが、安定供給できる
・リクエストがあれば栽培する
交渉の際にこちらから提示できる価値はいくつかあるが、改めてこたろうファームの強みはなんなのか、今一度確認が必要。

そして弱みはなんなのかも。いわゆるデメリット。
・品目によっては一時的に大量に取れてしまう
・露地栽培、そして冬の寒さがきついため供給期間が限られる
などなど・・・

でもそのデメリット、旬、期間を軸として考えれば、実は強みでもあるのかもしれない。

講座から相当時間がたってますが、相変わらず頭の中がごちゃごちゃ。

でも、考えるべきこと、伝えるべきことの道筋が見えてきたことが、次に繋がることは確信できたし、それを言葉として認識できたことが大きい。

常に自分たちに問いかける、答えを模索する。
遅々としてますが、各日に一歩を踏み出し、進み始めてます。

食べチョクさんにも無事登録できた(販売は6月ごろから)、これをきっかけに、今までとは違う軸で「価格」を考え直していきたい。

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