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「プチヴェール」も菜の花に

何度も登場している「プチヴェール」
とにかくおすすめなんです。おいしいんです。

芽キャベツとケールの交配種。
緑、赤、白の3色。
比較的歴史の浅い野菜。
ケールの味を多少残して入るものの、クセもなく、ほんのり甘い。
あまり火を通しすぎるより、さっと湯がくぐらいがおすすめです。

どうなんでしょう。作っているのでわかりませんが、まだまだ知られていない野菜だと思います。
うちの販売所に来ていただくお客様でも知らない方もまだいらっしゃるようです。

種は販売していないので、苗を購入するところから始まります。

那須高原は寒い地域なので6月に畑に植えます(定植)。
あたたかい地域ならもっと遅くてもOK。

実は6月に植えても、年内はあまり収穫できない場合もあります。
そう、寒さ次第です。
昨年は急激に冷え込んだので年内はあまり収穫できませんでした。

収穫できなかったらどうなるか・・・

後片付けなどせず、春までそのままにしておきます。

すると3月に入ったくらいから少しずつ大きくなってきて、最初はプチヴェールとして収穫できるようになります。
今現在のこたろうファームのプチヴェールがそんな状態です。

プチヴェールとして収穫って変な言い方ですよね(笑)
プチヴェール栽培しているのに。

白菜や小松菜などと同じように、越冬すると、子孫を残そうと花芽がつきます。トウ立ちと言います。

そう、プチヴェールも菜の花になるんです。

一部のプチヴェールはすでに菜の花になってますが、来週くらいまではおそらくトウ立ちする前のプチヴェールとして収穫できそうです。

菜の花の味は?
ほんのり甘いプチヴェールの味はそのままに、菜の花らしいちょっとした苦いがあります。まさしく春の味です。
苦味といってもほんのりなので、かえっておいしいくらいです。

食べるときは、さっと茹でてください。
ゆですぎてくたくたになると、歯ごたえも残らず、プチヴェールらしさが失われます。もちろんお好みなのでじっくり湯がいてもいいですが、できれば短めの時間で。

オリーブオイルで炒めるのもおすすめ。

とにかく火を通しすぎないことです。

さてさて、こたろうファームではいろんな菜の花がどんどん出始めています。

すでに販売中のものは「かぶ」「チンゲン菜」「ターツァイ」「ルッコラ」

これから「白菜」「プチヴェール」「カーボロネロ」「大根」あたりが登場予定。

この時期にしか楽しめないいろんな野菜の菜の花。
店頭で見つけたら即買いがおすすめです!



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