今回は逃げることにした(笑)

大雨で畑がびしょびしょになりましたが、季節はどんどん進み、今やらなければならない畑仕事で手一杯。
もちろんこれは言い訳にしかならないわけですが(笑)

第4回 #かん味処 講座は「商品PRの文章をつくる」

さてさて、苦手な分野ですよ~。普段はひとまかせのPR。
ホームページやちらしのコピーは私が考えることが多いんですが、まったく納得してない内容表現で、でもそれを改善すべく知恵もなく、たまに見直しているぐらい。
POPはYOKOさんのお仕事。すべておまかせで、たまに確認を求められますが遠目でみたときの印象くらいかな?

商品をわかりやすくする

PRの文章を考える上でのベースとなるもの。
PRは言葉で伝える、つまり商品を言葉で表現しなければならない。見た目でトマトか葉物かは伝わりますが、その魅力は言葉で伝えなければならない。それが売り場。売り場をどうするか、そこに並べる商品をどうするか。。。

1,定義する
2,分別する
3,伝達可能にする
4,使いやすくする

この4点をを意識することが重要で、これによってお客様は商品を選ぶ際に迷うことなく、探しやすかったり、買いやすかったりする。

こたろうファームの野菜はどう定義し分別するの?

いやいや、言葉にするのは難しいですよ、正直。
那須高原で作った野菜 → それってうちだけじゃないよね
おいしい野菜 → 手前味噌すぎる主観的表現、そしてあいまいすぎ

彩りを添える野菜 → メインの食材というより脇役的な感じの紹介の仕方ですが、これが今言葉にしてお客様に伝えている言葉

これでいいのかどうかは、頭を抱える第一ポイント。
ここを起点に進んだり戻ったりしながら定義分別していきます。ちょっと時間ください。

そして商品を伝えやすくする

定義分別はおいておきますが(問題先送りですけどね)、

・名前は10~12文字
・【】や★などの記号は使わない

12文字はお買い物したときのレシートに印刷される文字数。そして口コミで広がりやすい。
パットと見てわかる最大限の文字数ということでOKなのかな?
【】などの記号は、商品に枕詞をつける際に強調する意味で使いがちですが、

例)【朝採り】サラダセット

【】込で11文字ですが、実は検索でこうした記号は無視されるとのこと。つまり11文字ではなく9文字の商品名。あと3文字ある。

【朝採り】サラダセット → 今朝収穫したサラダセット

まぁ、センスはさておき、朝ではなく「今朝」として時間を限定しさらに鮮度を伝えられてるのかな?ちょうど12文字。うちの販売・マルシェ担当者に採用してもらえるかどうかは別問題。

どこで売るのか?

うちの場合は無人販売所、カフェ、パン屋さん。トップシーズンは直売所や八百屋、スーパーも。
ここは講座にしたがって「直売所」「百貨店」「産直EC」で考えてみる。

・直売所=時間価値を訴える → 新鮮さを訴える
・百貨店=購入の納得感を与える → ここでしか買えない納得感
・EC=平面(画面)のデメリットを補足する → 情景が浮かぶように

それぞれ

直売所=今朝収穫のサラダセット
百貨店=那須高原の朝取りサラダセット
EC=朝霧の中で収穫したサラダセット

つたない表現ではありますが、こんなイメージなのかな?

売り場、店、商品のイメージ・・・

売り場は直売所だったりECだったり、カフェだったり。
こちらではコントロールできないもの。
うちでできることは「店のイメージ」「商品のイメージ」

店=那須高原こたろうファーム
商品=様々な高原野菜

あれ?たぶんうちは店も商品も一緒なのかな?
正直この点は意識したことがないです。
常連さんには「こたろうファーム=トマト」みたいなイメージですが、トマトは商品だし、こたろうファームは店だし。もちろんこの両者のつながりは悪くはなく、逆にありがたいしそれを訴求してました。けどこのままでいいのかな?

その他もろもろ・・・

文章は「ボケとツッコミ」、「きれい」より「使われる」文章を、などなど。ちょっと考えればわかることを言葉にしていただいたことは大変ありがたい。
今後、いや今から文章を作る上で、ポイントを絞って考えることができる。ポイントを絞れても答えにたどり着く苦労は今まで以上だと思いますが。
正直に言います。

今回は逃げます!!!


もちろん日々考え答えは模索しますが、今注力したいことはいかにお客様に喜ばれるものを作るかどうか。
喜んでいただけるポイントを考え、栽培という実行をすることが最大の使命。拙いながら言葉は伝えます。それをブラッシュアップする、PRなどなどはYOKOさんにおまかせします!

うまいもん作るぞ!


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