夫婦喧嘩とクルミの木
我が家は共働きで、子育てという、森の中を走り回るような日々を送っています。
そんな生活の中で、お互いの時間を巡る小競り合いが絶えません。
私は、「朝は仕事に集中させてくれ!」と主張し、
妻は、「夕方こそ自分の時間が欲しい!」と譲らない。
これはまるで、クルミの木同士が森の中で、「おい、そこは俺が根を張る場所だぞ!」
と張り合っているようなものです。
クルミの木は、自分の周りに他の植物が近づかないように、化学物質をまき散らしています。
この「アレロパシー」によって、クルミの木は適切な距離を保ち、共に生きていくことができています。
私たち夫婦も無意識のうちに、互いの時間を守るためのアレロパシーを放っているのです。
私たちも、クルミの木が上手く共存できるように仲良くやっていけるはず。
最近では、スケジュールの調整をしながら、根っこがぶつかり合わないように、お互いが光を浴びられるように(つまり自分の時間を持てるように)、対話を重ねるようにしています。
森の中で生きるには、お互いの成長を支え合うことが大事なんですよね。
私たち夫婦も、仲良くやっていける関係を築いていきたいと思っています。
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