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新曲「Open World」について語ってみる

実に2年ぶりのシングル!みなさん聴いていただけたでしょうか?


この季節にピッタリの爽やか右ストレートな曲だと我ながら思います。
「いいんじゃない?」と思った方はぜひ広めてやってください。我々はアナタの口コミ頼りのバンドです。youtubeのグッドボタン、コメントもお待ちしてます。ぜんぶ読んでるので!

MVはドキュメンタリー的というか、僕らの日常を撮影してもらいました。まあ分かっちゃいたけど地味な生活してるよなw。社会人バンドの生活がより具体的にイメージできたかと思います。目の前にあるのはただ「暮らし」のみ!いうてもバンド活動してるのは一ヶ月のうち4日間だけですからね。少なすぎる!

僕は犬の散歩シーンが多めです。名前は凪っていうんですけど、まあ歩くのが嫌いな犬なんですよね…。ボーダーコリーなのに…!
案の定、撮影も凪が歩きだすのを待ってすごい時間がかかりました。放っておくと永遠に道端の匂いを嗅いでいるからな…。

他のメンバーの日常も普段は見ることがないので新鮮でした。西川さん本当に筋トレしてるのかしら?それにしても清水さんの職業不明感がやばいよね。youtubeのコメントにもあったけど、庭師と言われてもおかしくない生活。彼の家は東京の郊外で、ご両親は農業を営んでいるそうです。敷地めっちゃ広いのも納得ですわ。大自然すぎて試写の時みんなびっくりしたわ。

鹿が出るらしいですよ。


曲名の「Open World」ってのも我ながらバシッとはまったと思ってます。世界を拓くというか、いわゆるゲーム用語なんですけど、現実世界と同じくどこまでも広がるフィールドマップという意味です。メタ的に見ると僕らも人生というRPGを冒険しているわけで、その辺を汲み取って映像にしてくれた監督に感謝。日常と過去を織り交ぜた、あんまりないタイプのMVになったと思います。もう解散するのかな?っていうくらいエモいよねw。(解散はしません)


楽曲の意気込みとしては今までのtoconomaらしさに新しい挑戦を加えること。サビのコード進行にいわゆる「カノン進行」ってのを使ってみました。J-POPでは王道のコードですね。ビートルズのLet it beとかもそうかな?王道すぎて自分たちの中では禁じ手だったんですけど、今のtoconomaならうまく消化できるんじゃないかと思って挑戦。サビのメロディーをギターが弾くのも久しぶりでしたね。中学生みたいな気持ちでジャカジャーンとかき鳴らしています。イメージ的にはJohn ButlerのOceanっていう曲なんですけど……興味がある方は聴いてみてください。

イントロのギターは指弾きでパッと弾いたら生まれたフレーズです。紆余曲折経てけっこう複雑なことをやっているので、ギターやっている方はぜひコピーして頂戴。たぶんモテるかと。AメロはChemical Brothersを人力で演奏したら…みたいなことを考えて作りました。タイトなんだけど浮遊感がある感じ。同じコード進行でキーボードソロを弾いているのですが、ソロの後半は微妙にコードを変えたりして飽きないように工夫しております。

と、まあ色々語りましたが、この曲はやっぱライブのためにある曲だと思います。ぜひ野外で聴いてもらいたい。ビールとか飲みながら。今年はレコーディングでライブが少ないのですが、ぜひ遊びに来てください。ライブはいいぞ諸君。

余談ですがライブに行くと寿命が延びるという研究結果も出ているそうです。


というわけでOpen Worldについて解説してみましたが、本当の意味でこの曲が生まれた理由は別にありまして……。

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いしばなし

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インストバンドtoconomaのギター石橋がお届けするよもやま話。バンドにまつわること、デザインのこと、コラムなど。SNSでは書ききれない…

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