リアルポートレートNAGOYA 2021 総括
今年も参加させて頂きました、リアルポートレートNAGOYA2021。
結論から申しますと、昨年・一昨年獲る事ができた入賞は獲れず、メーカ賞であるPENTAX賞を頂くことができました。
PENTAXユーザーゆえ、このPENTAX賞を頂くことは大変光栄な事でした。
しかし、土曜日に行われた表彰式後、モヤモヤとした気分が残りました。
モヤモヤの理由・・・入賞を獲れなかった=審査員に評価されなかった
帰宅後、色々考えました。考えた結果、、、
『コロナに負けたのではない。コロナから逃げたのだ。』
今回、本来予定していた作品はコロナ第5波の影響で断念を余儀なくされてしまいました。その瞬間自分の撮った行動は、
『コンペに出していない過去作品』を出すという事。
(リアポ選抜展の作品に数枚写真を入替えたもの)
第5波の影響がピークだったのは2ヶ月前の9月。
当然緊急事態宣言の真っ只中。9月末で宣言開けたとしても、1ヶ月足らずでは到底良い物は作れないと判断し、作品作りを諦めてしまったのでした。
作品的にソコソコ自信があった1年半前の作品を引張り出し、
『これならなんとかイケるだろう』という慢心
今年は前回よりも出展者数が多くなり、例年以上にレベルは高くなって行ってるのに、周りはどんどん努力して進化しているのに、自分は退化。
他の方々もコロナの状況は変わらず、最後の最後まで努力しているのに、自分は早々に諦めた。
この時自分が取るべき行動は、当初予定していた作品で無くても、ギリギリまで諦めず、
『今の自分が撮れる最高の作品』を撮ること
これを怠ったから、『展示の神様』にバカ者!!と怒られたのでしょう。
バチが当たったのです。。
そんな事を思い出しながら、過去の自分のnoteを見返してみると・・・
『撮りたいものは全て撮り、展示したいものを展示として出し切る。』
(2020リアポ記事 https://note.com/kotaro_man2016/n/n07f7f734d692 )
・・・すっかり忘れとるやんけ!!
いつしか賞を獲ることだけに意識が向いて、いちばん大切なことを忘れてました。。。猛省です。。考えるべき事が逆でした。
在廊中、振り返ってみれば、、
とあるモデルさん、カメラマンさんが引き連れ、歩を進めていく中で2度3度と振り返り、戻って何度も作品を観てくれていたり、見入ってくれた方に作品解説をさせてもらったら、凄く共感してくれて後日DMを頂いたり。。
何か作品に共感してもらえる、心に刺さる人が居たという事実が確認できた事で心の中がスッキリとしました。
今年はそんな一番大事な事を忘れ、そして改めて思い知らされる、
そんな年でした。思えば、一昨年も似たようなこと言ってた気がします(笑)
まぁ、今回でリセットされたので『初心忘るべからず』で来年に向けて
『自分らしい作品作り』に努めていきたいと思います。
『是非の初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず。老後の初心忘るべからず』(世阿弥)
あ、PENTAX賞は獲りましたが、他のPENTAXIANもかなり強敵なので、来年も負けないように精進いたします。
・・・が、そもそもPENTAX賞の存続すら怪しいので、より多くのPENTAXIANの参加を切望いたします。。。m(_ _)m
来年は今年以上に予選(枠取り)が熾烈なんだろうなぁ。。。(^_^;)
主催者であるHASEOさんはじめ、吉川みなさん及びSTAFFの皆様、出展者の皆様、そして御来場くださった皆様、大変有難うございました。
来年も宜しくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?