こーたろ怪談

初めまして。こーたろ怪談と申します。 YouTubeにてオリジナルストーリーである怪談…

こーたろ怪談

初めまして。こーたろ怪談と申します。 YouTubeにてオリジナルストーリーである怪談語りや、怪談朗読の音声動画を投稿しております。 不定期ですが呟怖や怪奇談話を投稿いたします。    YouTubeチャンネル https://youtube.com/c/kotarokaidan

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旧ソビエトやロシアの軍歌は何故他国よりも力強く感じるのか。

表題を説明するには2つの要素が挙げられる。 1.【国の成り立ち】 この国は昔から皇帝(ツァーリ)の支配下にあったからであり、それを革命によって打ち砕いたのがレーニン率いる共産主義者たちだからである。 つまり、それまで長く続いてきた秩序=皇帝の支配体制を覆したため、既存の国家体制が無効化された。そしてそれ迄分権されていなかった「警察」「軍」等の体制が覆されたため、新たな思想のもと治安組織等を編成することが急がれた。 つまり、新たな組織をまとめる為の柱(団結のための道具)としての

    • 自作呟怖第4話

      ぼっちの夏休み。 イベントもないので、真暗な部屋で1人ろうそくを灯し怪談朗読を聞いていた。2時間の詰め合わせにしよう!と再生したのはいいが…ふとろうそくを見ると、炎が息を吹きかけるようにゆらめいている。 驚き顔を上げると、耳元で「私にも聞かせて…」と囁かれた        #呟怖

      • 怪奇談話第四話【給食の時間】

        給食の時間 昭和 まだ学校では教師の体罰が当たり前だった時代。 私は小学生だった。 私は出来が良くなったので、毎日先生に怒られるのが怖いのを我慢しながら登校していた。 ある時、給食の時間に生徒の一人が髪の毛が入っていたと先生に報告し 給食の時間にそっちのけで 説教と犯人探しが始まった。 「黙っているなら、全員放課後居残りだ!!」担任は脅し文句を吐きますがみんな沈黙。 結局全員放課後に正座で2時間以上説教を食らった。 それから月に一回程似たような騒ぎがあり、その都度担任の雷が

        • 自作呟怖 第3話

          そのイベントではガチャガチャを引き、出たお題で怪談を話すというものだった。 演者が次々と引いては語っていくが… 語り手の真後ろから首を締め上げている半透明の女性は誰なんだ? #呟怖     画像提供 くりとりはち様 (@kurohacchi)ツイッターリンクhttps://twitter.com/kurohacci?s=20 ____________________________________________ 初めまして。こーたろ怪談と申します。        

        旧ソビエトやロシアの軍歌は何故他国よりも力強く感じるのか。

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        • 自作呟怖…140字の恐怖の世界
          4本
        • こーたろ怪談の怪奇談話
          3本

        記事

          自作呟怖 第2話

          息子は数年前に行方不明となった。 友達と山にある古い廃墟に行ってくると言い残し家を出ていった。 朝方携帯を見ると留守電が入っていた。 「助けて母さん。一緒に来た友達がみんな倒れた。自分も怪我をしている」 今でも忘れない。彼が話している時に、何者かのうめき声が近づいているのを… #呟怖                     画像提供者様                  

          自作呟怖 第2話

          自作呟怖【第1話】

          ねえ、あの学校の月の絵が何の光もないのに夜になると光るんだって。しかもそれを見ると恋人ができるらしいよ。 試すんじゃなかった… あの日から鏡に知らない女が映るし、自分の後ろから足音がずっとついてくる。 そして寝る時に耳元で囁かれるんだ… 「早く一緒になろう」って。 #呟怖 画像提供 Shichika@呟怖様 (@Shichika13)             Twitteリンク  https:/

          自作呟怖【第1話】

          怪奇談話第3話【インターフォン】

          インターフォン ある日TwitterでIさんという方からダイレクトメッセージが届いた。 友人が体験した話があるので聞いてくれますか?とのことだったのでお願いしますと返事をした。 今から2年前に自身の友人から話されたのだがとても怖かったので、ぜひどうぞとのこと。 昼間玄関のチャイムがなったのでインターフォンのモニターを確認したら女が立っていた。 出てみると誰もいなかった。 次の日またチャイムを鳴らされたので見に行くと、昨日と同じ女がドアモニターにいる。 またかよと思ったが

          怪奇談話第3話【インターフォン】

          怪奇談話第2話【みーつけた、もーらった】

          ある男性が自宅の部屋で酒を飲んでいた。 最近はテーブルにノートパソコンを置いてYouTubeを見ながら飲むのが日課だ。 画面を見ながらハイボールの缶に手を伸ばすと、だいぶ軽くなっている。 「明日休みだし、もう一本飲むかー」 空缶を持ちながら立ち上がり、冷蔵庫から新しいものを取り出してテーブルの前に座る。画面には丁度興味をそそる動画が再生されており、思わず見入ってしまった。 プレミムプランとは広告も入らず没頭できるものである。 動画のエンディングになり持っていたハイボールをグ

          怪奇談話第2話【みーつけた、もーらった】

          怪奇談話 第1話【悲しいなあ】

          都内で会社員をしているAさんはこの言葉が苦手だ。 自分から口にするのも苦手だし、人が何かの拍子に発するのを聞くの同様。 何故彼はこの言葉が苦手なのか? それは彼が中学生の頃にまで遡る。 当時彼は14歳。 そして友人の一人にお前の隣に男が立っていると言われたのだ。 この年頃の男子は思春期を迎えるからか、ちょっと変わった言動をする事が多い。 最初は友人は唐突に中二病にでもなったのかと思った。 俺にはわからないなーと流しつつ学校生活を送っていた。 そんなある日彼は唐突に自分

          怪奇談話 第1話【悲しいなあ】