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Buildboxでゲームを作るのに知っておかないといけないこととかその他雑記(これから触ってみようと思っている人向け)

こんにちは。
NoCodeツールを広く浅くいじっているうちに、Buildboxでゲーム制作を行うようになった者です。

今回は、Buildboxで制作したゲームを、無事にGoogle Playに登録し、審査待ちの状態にまでもっていきました。

そこで、ここまでの振り返りも兼ねて、もしかしたらBuildbox使ってみたいという人がいるかもしれないのでその方向けにnoteを書いてみたいと思います。

…の前に大事なこと。
もし、Buildboxで作ったゲームをGoogle Play(もしくはここには書いてませんがApple Storeも同様)に公開するところまでやりたい方。

現在、Buildboxでそこまで行うには約5000円程度かかります。
なので無料でそこまでを想定されていたのであれば、ここで、別のゲーム作成ツールを探すのをおすすめします。あらかじめご了承ください。

そもそもBuildboxってなに?

NoCode(コーディング作業ゼロ、つまりプログラミング不要)で、PC向け・スマホ向けのゲームをつくることができるツールです。

この辺の動画を見るのが手っ取り早くどんなツールなのか理解できるかも。

こんな感じで、3Dのカジュアルなゲームを作るのに適しています。

必要なもの

◇最低限
・制作時間(2週間程度。カジュアルなゲームなら数日・数時間以内も可)
・Buildboxが使える環境(Win/Mac)
・公式/非公式youtubeや、forum、manualなどを見る根気(英語)
・ある程度ゲーム案があるとベター
※無料でもWindowsで動作するexeゲームや、Steam用ファイルへの書き出しは可能(Steamアプリ提出料はもちろん別)

◇google playで公開したい場合
(モバイル端末でのテストだけする場合もここ)
・Buildbox有料会員(月19.99ドル~)
・Google Play デベロッパーアカウント登録料(初回のみ25ドル)
・Android Studioなどのソフト開発ソフト(無料)
・(こだわる人は)サムネ画像編集ソフトなど(ピンキリ)

ゲーム公開するだけで5000円以上かかるやんって思ったけど、Steamでの公開が100ドルと倍くらい高かったのでこれが最安な手段なのかもしれない。
(あ、AppleStoreでリリースしたい人は上記が当てはまらないかもしれません。あしからず。)

◇あると捗るもの
・JavaScriptの知識(Nodeのカスタマイズの幅が広がります)
・英語力(日本語の資料はほぼ、というか全然ありません)

・ゲーム案について
自分の場合、ゴールがあってそれに向かって制作を開始したのではなく、とりあえずBuildboxいじりながら制作もやっていこう~という軽い感じでスタートしました。言うなれば「Buildboxを広く浅くいじる」のが目的だったので、これはこれでOKだといえるけど、作って公開が目的なら、最初からゲーム案を固めて集中して作った方がベターかなぁと思います。

・Buildboxの得意・不得意
あとBuildboxには、(たぶん)作れないゲームがあります。

◇(たぶん)作れないゲーム
RPG・アドベンチャーゲーム・オンラインなどでの対戦ゲーム・カードゲームの様に複雑にロジックが絡むゲーム

◇得意なゲーム
カジュアルゲーム(よくYouTubeの広告で見るような簡単そうなゲーム)強制スクロールで何かを避けたり取ったりするゲームとか。
(スーパーカジュアル、ハイパーカジュアルなどの呼称があるようです)

シューティング、アクション、パズル、レースゲーム。

・Buildboxのmanualとかその辺
全部、英語です。もれなくたぶん。そもそも日本で触っている人があまりおらず、解説されているサイトもみかけないので、情報を集めるとなると、海外のサイトが主になります。(NoCode系は全部そうですね)
しかし、英語が読めて調べられるようになったとして、次にforumやmanualの不十分さが立ちはだかります。forumは質問して誰も答えていないスレッドが山の様にありますし、manualにも抜けがあったりします。manualなのかこれ?結構forumやyoutubeのコメ欄とかでも不満の書き込み多いです。


作成の流れとか

1.テンプレートをいじる
2.遊んでみる
3.テンプレート内のAssetを変えたりして遊ぶ
以下 繰り返し…
_____________________
公開する場合
(上記1~3を繰り返し完成)
4.有料登録(Buildbox)
5.Google Play デベロッパーアカウント登録(初回登録有料)
6.審査→公開

3Dモデルはどうやって用意するか
1.Assetから追加する(Assetのexport機能を使うのも可)
2.無料の3Dモデルが公開されているサイトからダウンロード
3.自作(Blenderや"3Dmodel"ノードの組み合わせ)


Buildboxのいまいちな点

・無料で出来る範囲が狭い。
せっかく作ったゲームなのにお金を払わないと公開できない。
広告収入とか狙えるようにしたらもっと人口増えるだろうにと思うんですが…(粗悪なゲーム乱立しそうだけど、結局GoogleとかAppleで審査あるしね)1つでもいいから公開できるようにした方がいいと思う。

・公開されている公式のforumなどが絶妙に役に立たない。
上述しましたが、manualに抜けがあったり、forumも機能しているんだかしていないんだかという状況なので、離脱者が多そう。

Buildboxの評価されるべき点

・完全にNoCodeでゲームが作れる
これをいい点とすべきかは人によって分かれると思いますが、全くコーディングもしなくていいし、プログラミング的思考もないのでかなりラフな気持ちでゲーム制作ができます。

・(有料ではあるけど)割と安価にゲーム公開まで持っていける
Steamでの公開が10000円だとしたら、半額でNoCodeで出来るのでお得とも考えられます。

・JavaScriptの知識があればさらに奥深いゲーム制作が可能
これは私は該当しませんでしたが、Nodeという動きの部分を細かくカスタマイズすることができ、それにより、より表現の自由度を高くすることができます。


今回はここまでにします。
次もまたBuildboxについて書きますね。今度は実際の編集画面などについて解説します。



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