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ブラー。

まいど。姫野光太郎です。
お久しぶりですね。しょーみ寂しかったやろ?
素直になりや。

ほな先日、SUMMER SONIC 2023で観たblurのことを話します。
今年も大阪・高槻が生んだロックンローラー、友膳陵馬氏と行きました。

-念願の-

正直ヘッドライナーがblurと決まった日の晩は寝れんかったです。もちろんサマソニの前日も。
高校生のときにblurの音楽に触れて以来ずっと4人の虜やったので。ちょうどブリットポップ界隈のバンドも聴くようになってた時期。オアシスのライバルみたいな感じでロック雑誌には書いてあって、僕はどっちも好きやったんですが音楽的影響という観点で言うならブラーの存在の方がデカかったかも。
今回はフェスでの来日っていう形やったけど、ブラーとして日本でライブをするのは2014年の東京公演以来やないかな?(間違ってたら教えて)
サマソニの1ヶ月前に出た8年振りの新譜もすごく良くて。
なんかね、このチャンスは絶対逃したくないというか、意地でも観たいと思いました。

-ブラーのステージを観て-

嬉しいことに結構前の方で観れたんですよ。しかもほぼど真ん中。セッティング時“blur”の文字がステージ上から上がって行くのを見てるだけで心臓がはち切れそうでした。んでスタートして4人がステージに出てきた時はもうね。とにかく眩しかった。何よりも、昔のライブ映像とかの雰囲気と全く一緒なのに驚きました。年を重ねたことによる落ち着きと余裕さはあるけどずっとキッズのままというか。デーモンは時折ヘラヘラしながらステージを盛り上げてたし、グレアムの生で聴くギターサウンドにはすごく痺れた。昔と変わらず咥えタバコで色気バリバリベースプレイのアレックス、優しい顔でパワフルなドラムを叩くデイヴ、もうすべてが最高でした。絶対ステージから目を離したくなかったし、もっと言うと瞬きするのすら嫌やった(笑)
代表曲はもちろん新曲もたっぷり聴けてあっという間に時間が過ぎました。途中Parklifeでデーモンが最前列まで走って降りてきてさらにグッと距離が縮まったんですけど、多分その時の僕の目はダイヤモンドより輝いてたと思います。
んでGirls&Boysの前にデーモンが一回はけてFILAのジャージを羽織って戻ってきたのがアツすぎた。
(わからない人のために↓)

上記でも述べましたがブラーが持ってるロックキッズ精神というかステージ上での子供っぽーい振る舞いが昔から好きなんですよね。ロックキッズ精神がまず土台にあってそこに研究心とか芸術的な要素が乗っかる感じ?
今回初めてブラーのステージを観たわけですが、なんか抜いてるというか力んでる感じが一切なくて、こういうちょっと柔らかいライブの空気感もカッコいいなと思ったんですよ。渋滞で前がちょっと空いたからってアクセルを踏まない人っていう感じかな。せかせかしないというか。そういう意味では今までで一番落ち着いて観れたライブやったかもしれん。そんなん言いながら観てる時は興奮しっぱなしやったんやけども(笑)

-ブラーに抱いた感情-

ブラーって良い意味で武闘派・硬派じゃないなと思うわけですよ。
こういう言い方をするのもアレやけど、幼少期すごく貧乏やったりとか、グレちゃって学校行ってなかったりとか、そういう人たちには絶対に出せない感性なんですよ、ブラーの音楽って。成り上がり精神からロックスターを目指したタイプではないと思うんですよね実際。
ある程度イイ子ちゃんで育った、ちゃんと基礎教養があるヤツが奏でるロックンロールもこれまた良いんよ。ていうか意外とそういうロックの方が狂気を感じる瞬間が多いと僕は思いますね。ロックンロールの世界に生まれも育ちも関係ないのは確かやけど、音楽性にしっかり出る瞬間もあるからその辺は面白いなと思う。
僕自身も真面目に学校行ってたタイプやし(成績は下の中やったけど)、本もたくさん読んでたし、音楽だけじゃなくて周りのサブカルチャーにもいっぱい触れたし、、、
何が言いたいかっていうと、実は僕自身もそっち系なんですよってこと!(笑)
まわりの人からどういう印象で見られてるかは知らんけど、姫野光太郎は実験・研究タイプです。
やからこそブラーの音楽が響いたのだ!!!!
わかってくれた?

姫野が背伸びしたときの視点


姫野光太郎・・・大阪府出身のシンガーソングライター。14歳か15歳の時にギターを弾き始め、18歳のときにはじめてライブハウスに出演。大体この頃から作曲もはじめる。まあなんやかんやありまして今に至る。


↓姫野光太郎のSNSやYouTubeなどは↓




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