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三麻攻略3(データから考える攻略/書籍紹介①)

私自身、麻雀攻略系の書籍は多く読んでいますが、三麻攻略誌で大変理にかなった素晴らしい内容となっていますので紹介させてください。
雀魂ルールだけでなく、昨今のフリールールでも活用出来る内容となっています。

【書籍内容(引用元)】

データで勝つ三人麻雀 / 全ルール対応・天鳳位の解説付き
みーにん (著), 福地誠 (編集)

下記に書籍情報を記載しておりますのでご覧ください。
https://a.r10.to/hNUNrg

【概要について】


この書籍は、データ麻雀に強い「みーにん」さんと、麻雀ライターの「福地誠」さん、三麻天鳳位の「abantes」さんらによる三麻の麻雀攻略書です。

一般的な攻略書籍は、ほとんどの場合、人の意思に基づいた内容を踏まえたデータ・研究内容となっていますが、本書は真逆で全てデータ基づいた数字を分析・判断し、良否を導き出しています。

昨今では、牌譜屋による個人・他データが簡単が見える時代ではありますが、ここまで洗練されている書籍はみません。
是非、三麻で正解を導き出したい、勝つために学習したいという方はおすすめなので見てみてください。

【データから考える三麻とは】


私自身、三麻は仲間内のセットから始まりました。
四麻では比較的プラスを重ねていましたが、三麻で惨敗・・・
2回目も惨敗・・・ここで本格的に考えました。
なぜ勝てないのか、また、自分の打牌に対して正解がわからず、雀魂で三麻を取り組むようになったのが、三麻にドはまりした経緯です。

そういった中で、この書籍に出会い、データに基づいたデジタル思考をミックスした現在のスタイルを確立しました。(2023年3月6日現在 雀聖★2)

数字は嘘をつかない。
局で一喜一憂せず、自分の雀風に合った最適な打牌を選択する為には必要不可欠な内容です。

【リーチは最強】


局収支では「カンチャン待ち聴牌」ですらドラ1枚あるだけでリーチ収支はプラス。親ならほとんどの条件下でプラスです。
これは現代麻雀の「リーチ最強」と言われる所以です。

然しながら、これはあくまで長期試行回数を重ねた結果、、、
100戦程度では下振れが十分ありえる内容です。
ここ言いたいのは、本書のデータを生かして試行錯誤しながら、自分のスタイルへ適用し高段位を目指す事が、成果を肌身で感じられ、益々麻雀が好きになれます。

【三麻は先制聴牌を目指したスプリント戦】


データから先制聴牌(特にリーチ)の強さは偉大です。
このデータを見れば見るほど、「牌効率の重要性」が身に染みます。

特に三麻での重要性は高く、この書籍を読んでから更に牌効率演習本を読み漁ったのは言うまでもございません。

【三麻の局収支(場代)と降りるメリハリ】


三麻では1局当たりの収支(場代)が非常に高いです。
雀魂ルールで約3200点、ツモ損無しの場合は約4000点近いので
局参加しないだけで差損が多く出ます。
ただ、データ上、流局時の聴牌率は強者(高段位)ほど低くなります。
この結果から見えてくるのは、メリハリです。
守備力はもちろんの事、「降りると決めたらしっかり降りる」のが重要なのです。

【面前手作りの重要性】


最後に「三麻での面前聴牌」について記述したいと思います。
四麻では鳴きによる染め手やタンヤオ等による交わし手の効果は非常に高いですが、三麻はチーが無い分、速度が上がらず、逆に守備力を下げてしまいます。
この書籍では、リーチの有効性に対して数字で示しています。
逆に強者(高段位)ほど鳴き率は低下しており、また手役の重きを低くし、最短で好形聴牌を目指している事となります。
これは数値データから、三麻で勝つためのスタンダート基準であり、これに自分流の勝ち方を盛り込んでいくのが強者への道筋と考えます。

【おわりに】


特にオンライン麻雀で高段位(魂天や天鳳位 等)を目指している方は是非購読して欲しいです。
それくらい膨大なデータ量から導き出した完成度の高い攻略誌となっています。


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