今思うこと。

戦争
それは少なくとも僕の中では教科書の中の言葉だった。

70年以上も戦火にさらされていないこの国に生まれ、朝太陽とともに起き、夜月とともに眠る毎日を過ごしてきた。

『あー、明日バイトあさからかしんどいな』
『昨日ののみかい楽しかったな』

あなたは、そんな毎日を送ってる時に突然爆発音を聞いたことはありますか？

今起こってるのは、遠い遠い東ヨーロッパの話じゃない。

目の前まで、すぐ近くまで来ている。

痛ましくも悲惨な2都市の被爆によって整理されてきた国際秩序が、徐々に崩れようとしている。

ここで少し考えてほしい。

第二次世界大戦以後、戦争はこの星で起こってこなかったのか

誰一人、罪なき命を奪わなかったのか

国の正義だけを矛にして、『自称ヒーロー』として、戦ってこなかったのか

そんなはずはない。

あれからも今も、この星では戦火が上がっている。

この事実を受け止め、『遠い過去の話』『遠い国の話』にしてはいけない。

今回報道されているのは正直、どこからどこまでが嘘か誠かわからない。
どちらが正義、どちらが悪なんて問題ではない。

ただ、言えるのは『国同士のわだかまりの決裁手段として戦争』が使われてしまったということ。

兵器が使われ、罪もなき民間人たちが命を奪われ、兵士として繰り出される。

2022年の今まさに起こっていることであり、これまでも起こってきたことだ。

社会情勢や組織の絡みもあり、今回はこれが更なる他国間の争いを誘発する可能性も大いにある。

今私たちにできることは日々を一生懸命生き、身の回りの小さな『戦争』をなくしていくことなのかもしれない。

それがやがて、この星から『戦争』という言葉をなくすきっかけになると信じて。

※現在ウクライナとロシアの間で起こっている事象をよくわかってない方は是非以下の記事を読んでほしい。

【見解】ウクライナ空爆。専門家たちはこう見る