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KOGEI ―未来への創造と多様性の精神― | 京セラギャラリー

京セラギャラリーで会期中の「KOGEI ―未来への創造と多様性の精神―」。

作家・作品名:今井裕之≪薬師沢郷愁≫

先日、京都を訪れた際に、京セラギャラリーで会期中の「KOGEI ―未来への創造と多様性の精神―」を鑑賞してきました。

京セラギャラリーは、京セラ本社の中にあるギャラリースペース。京都駅から、南に向かうこと、約5キロ。京都駅から離れるにつれ、だんだんと観光地的な雰囲気が薄れ、低い建物が連なる風景の中に、京セラの本社ビルが唯一の高層的な建物として現れます。

京セラと言えば、昨年亡くなられた稲盛和夫氏の創業した会社。以前、主宰されている盛和塾に少し触れる機会があり、そのときに「会社とは何か」「経営とは何か」について考えるきっかけをいただいたことを思い出します。

今回の「KOGEI ―未来への創造と多様性の精神―」は、陶芸・染色・漆芸・金工・硝子などの工芸の作品が展示。展示会の説明によれば、

京都を中心に関西で活動する日本の工芸界の未来を担う作家の作品に加え、文化勲章受章者や文化功労者をはじめとする作家による、代表作品や作家人生のターニングポイントとなった作品などを展示

https://www.kyocera.co.jp/newsroom/news/2023/002114.html

訪れる前は、伝統的な工芸の展示だけと思っていたら、実際見てみると、伝統工芸の技を取り入れた現代アート的な作品もあり、その巧みな技術と多様性を感じることができるものでした。

作家・作品名:慶野ことり≪時のけはい≫