見出し画像

即独行政書士の開業1か月の営業活動

こんばんは。卒サラ即独行政書士のこたみママです。

前回の記事では,開業直後の同業や他士業への挨拶回りについて書いていきました。

今回は,最初の営業活動(どこへアプローチをかけるか)について書いていきたいと思います。

1 まずは近隣へ営業をかける

1-1 鉄板のタオル配り

まずは,近隣の業者(不動産屋,飲食店,美容室など店舗なら何でも!)にアプローチするため,まずはタオル配りです。

ご近所へ業者を中心に回った話は,前回も書きました。

のしは「ご挨拶」,「事務所名」で作り,このタオルを持参して,近隣の商店などに挨拶&営業に行きました。

名刺を最初にお渡しし,ご挨拶です!とタオルを渡します。

営業めいた感じで行ってしまうとドン引きされること確定ですが,何かお渡しすることで,向こうも多少は話を聞いてくれます。

そこで,自分のメインとしている業務を伝えておけば,何かあったときにピンと来てくれます。

実際に,後々紹介もありました。

「何かあったら言ってください!」ではダメです。

とりあえず自分の業務を知ってもらわないことには,向こうも紹介のしようがありません。

特にBtoCに関しては,民事法務といえば弁護士!ですから,行政書士もやれることを伝えておかないと絶対にタオルが無駄になります(-_-)/~ソコカヨ!!

1-2 不動産屋さんや葬儀屋さんにも営業

行政書士の業務は許認可でも民事法務でも,何かと不動産屋さんとはご縁があります。

許認可は基本的にヒト・モノが要件になりますから,モノの要件に関して不動産屋さんの力を借りることもあります。

どちらをメイン業務に据えるにしても,不動産屋とのパイプはあって損はないと思います。

また,葬儀屋さん。ここも意外かもしれませんが,相続手続きに関してはピンポイントに営業かけておいた方がよいです。

私も当初は事務所近隣で数件回りました。

葬儀屋さんって,意外とあるんですよね。。

葬儀プランによっては生前に積み立てをしている方もいて,それだけ生前準備しているわけですから,多少なりとも遺言やその他の相続手続きについて関心のある方もいるわけです。

そのお客様にアプローチすることができるのは願ってもないご縁なので,自分の事務所業務をのっけたチラシとお客様向けのチラシを数部お持ちして,お店に置いてもらえるか交渉したりしました。

ただ,露骨に紹介料の話を持ち出す人もいたので,そこはお断りしました。

弁護士や司法書士は倫理規定等で紹介料NGの規定があるくらいですし,行政書士も本来そういうやり方では結局相手にマウントを取られてしまいます。

開業当初は仕事も少なかったですが,そこはプライドをもってお断りしました( ;∀;)泣く泣く

2 どこへ行っても自己紹介

とにかく,自分が何者かを知ってもらう!

まずはここからです。

何ができるかもわからない相手に仕事をふる人はいません。

嫌がられない程度に,どこへ行っても自己紹介しました。

2-1 無駄だと思えた自治会活動も好機に!

自治会の役員当番。正直,会社員の頃はPTAと並ぶ面倒な二大組織でした。

なんでこんな権利能力なき社団に振り回され,何もしないと村八分にあうようなリスクを負わなければならないのか。

めんどくさい二大巨頭にしか思えませんでした。

ただ,行政書士になって一転。ここでの自己紹介は,いくつか仕事に繋がりました。

自治会活動は,いわゆるアクティブシニアの方が多く参加しています。

そこで,遺言業務や相続に関する業務に興味をもってもらえることもあるわけです。

高齢者というだけでは,みんながみんな相続に興味を持っているわけではありませんよね。

少し,自分の将来を考える「余裕」があり,なおかつ動ける「アクティブさ」がある人でないと依頼はしません。

そういった意味で,自治会活動を率先して行うことで,そういったシニア層とお近づきになることもできます。

ここは無駄と思わず,地域貢献にもなるというおまけもあるので,積極的に参加することをおすすめします!

2-2 とにかく行政書士にできることを知ってもらう

これ意外と重要です。

何度も言います。重要です!!!

そもそも,会社の許認可だったりでないと行政書士にお世話になることなんてほぼないと,みんな思っています。

繰り返します。みんな思っています!!!!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

ただ,これを逆手に取れば,何をしてくれる人かわかってもらえれば,仕事の端緒にもなるわけです。

弁護士に頼もうと思っていたけれど,行政書士も書類作成ならできるのね!など,特に遺言や相続業務は結構興味を持ってもらえます。

先程もいいまいたが,「何かあったら声かけてください!」では仕事は一生来ません。

ラーメンが食べたくても,ラーメン屋かどうかもわからない店にラーメン食べにくる人はいないですよね。

それと同じです。

3 最後に

今回は,最初の営業活動について触れました。

労力が無駄にならないよう,ある程度目的を絞って活動することが大切です。

次回は,開業1か月間の出来事や電話も鳴らず,仕事も入らない涙涙の日々から初めて仕事が舞い込んだ時のこと( `ー´)ノについて書いていきます!

最後までご覧いただき,ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?