最近見た映画

プロジェクターを買ってから今まで以上に自室で映画を見るのが楽しくなった。

オリエント急行殺人事件 2017
観光旅行映画を…を思って見たが、大半列車内だった。さすがにネタバレしてるとどこに面白さを感じるべきなのか微妙な作品

新感染半島 ファイナルステージ
前作「新感染 ファイナルエクスプレス」は文句なく面白かったけど、こちらは、うーん…  前作は「動く密室としての列車」でゾンビが発生するのが面白かったわけですか、今作は「なるほど今回は船なのね」と思いきや、冒頭のツカミとしてのみの活用。違う映画にした意気込みは買いたいし、予算もスケールも大きくなってるのですが、物語の推進力が散漫になった感じ。前作や、スノーピアサーや鬼滅の刃映画とかもそうだけど、列車と映画は相性良いよね。

ナイル殺人事件 2022
こちらの方が観光旅行映画としては楽しめる。戦わないガル・ガドットもまた良き。しかし、2月公開の映画がもう配信で見れるって、ディズニープラス、ありがたいやら切ないやら。

ワイルドスピード ジェットブレイク
前々作「スカイミッション」でついに「空」に行ってしまったカーレースシリーズの最新作は「宇宙」へ。「実は生きてた」はこのシリーズの十八番なので腹立たしくなったりも驚きもしないのですが、インフレするスケール感と、過去シリーズの連続性と、シリーズのコンセプトである「カーレースとファミリー」と色々詰め込み過ぎて途中で何を食べてるのか分からなくなるデカいパフェ感があった。初期は華々しかった「尻の強調」が近年控えめで残念。

悪人伝
エターナルズでのチャーミングなキャラも良かったマ・ドンソクがヤクザらしいヤクザを演じる本作。韓国得意のヤクザマフィア映画かと思いきや、連続猟奇殺人犯に刺されるも一命を取り留めたヤクザ(マドンソク)と警察署内で連続猟奇殺人を主張するも別々の事件として扱われ、しまいには担当を外される刑事が手を組んで殺人犯を追いかける話。直前に見たワイルドスピードのポストクレジットと、この悪人伝のオープニングが、「トレーニングルームでサンドバッグにガチのパンチ打ち続けた後に、サンドバッグの中に人間が入っていることが分かる」というシーンで偶然の連続性に吹いた。

9人の翻訳家
ベルギー/フランス製のミステリー。事前流出を避けるために通信も遮断された地下のシェルターのようなところで、世界的な大ベストセラーの翻訳を進める9人の翻訳家と出版社のスタッフ。しかし、なぜか小説の冒頭が流出され、これ以降の流出を避けたければ金を払えと脅迫が出版社に届くのだが… 映画の中で「何が謎なのか」が少しずつ移り変わっていく珍しいタイプのミステリー。非ハリウッドの低予算映画としてはとても良くできていると思う。

交渉人
何度も見てるしDVDも部屋のどっかにあるのだが、ディズニープラスにあって思わず再見。ダイハード(の一作目)と並んで「ビル立て篭もりワンシチュエーションもの」として非常に良くできてると思う。みんな見て欲しい。ケビン・スペーシー、元気かな。

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