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しゃしんのへや

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写真やカメラの事を綴ります
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#日記

ポートレートとSEXは似ていると思う。

別に変な意味じゃない。 ポートレートを撮っているとそう思う。撮らせてもらっているモデルさんとSEXがしたいとかそういう事では無いと、そこは明確に否定しておく。 さて本題に。 ポートレートとSEXが似ているというのは、オナニーではダメだと言い換えてもいい。自分だけが気持ち良ければいいオナニーと、相手の事を想って気持ちよくするSEX。 自分本位か相手本位。 ポートレートでは自分の世界観を作りたいなっていう想いがあるけれど、自分のその想いだけでシャッターを切っても何も残ら

どうしたって滲み出てしまうものが個性。

今日もまた心が引っ張られる事を見つけたので、自分の備忘録も込めてシェアさせてください。 ぽんずさんのこちらのnote。 ぽんずさんと言えば、さどまちさんとの写真バトルに注目が集まっていました。本来写真には勝ち負けはないと、僕も思います。その中であえて勝敗をつけるというのは、スキルも上がると思うけれど、お二人がnoteで綴っているように「自分との戦いになる」なんだろうなと思います。 運動会のリレーのような単純な勝ち負けではないと思いました。 実際バトルしてみないと、臨場

写真を撮る人にとって1番大事なのは

圧倒的にコミュ力だと思う。 今日はポートレート(人物撮影)に限って話をさせてもらう。風景撮影では1人で行くことが多いので、対人のコミュ力はいらない。 最近、ポートレート撮影に本格的に力を入れ始めた。ずっと前から挑戦したかった。 でもなかなか撮らせてくれる人がいなくて…というのは建前で、撮ったことがなくて誰かが声を掛けるのが怖かった。 かと言ってフリーモデルさん達がやっている撮影会なんかに行ってしまうと、Instagramのフォロワーが10Kは軽く越える猛者と比べられてしま

僕の世界をありのまま。カメラ視点じゃない。僕視点。

やっぱり風景写真がすき。 人を撮るのも好きだけど、 目で見た風景を切り撮るのもすき。 最近ちょっと気づいたことがあって、写真を撮るときにいつもカメラの視点で世界を見てた。 ファインダー越しの世界を撮ろうとしてた。 構図は…角度は…明るさは…絞りは…そうじゃない。カメラはツールだ。僕の世界を写すツールだ。 僕が撮りたいのはカメラの見てる世界じゃない。 僕が見たものを撮りたい。 そのありのままを撮りたい。 今日はそんなことを意識して、iPhoneで撮ってみた。 なん

映像から学ぶポートレートってのは、ありですか?

写真を改めてちゃんと学ぼうと思っている近頃。 と言っても7年もやっているのだから、基本的な知識は頭に入っている。それを自分の写真にどう活かしていくのかって事を考えるっていう感じ。 自分の温度・色・世界を見つける。ドラマを撮る。 そんなところ。 Twitterやnoteでたまに見かける「写真を読む」と言う言葉。僕も気になって、Instagramで好きなハッシュタグを検索かけて、挑戦してみた。 正直な感想は、よく分からない。 ちゃんとした師匠がいるわけじゃないし、完全

きみは世界は、何色ですか?

ふと自分の写真を見て思う。 僕の世界は、どんな世界なのだろう。 どんな色をしていて、どんな形をしていて、どんな温度で、どんな空気で。 Twitterでたまにタイムラインに流れてくる「これが〇〇色に見える人は、クリエイティブ脳で、〇〇色に見える人は理論派で・・・」なんてツイート。 どこまで科学的な根拠があるのか分からないけれど、その画像1つでも実際にピンクに見えれば、グレーに見える人もいる。 普通に生きている中で、赤を青という人はいないだろう。 でも、世界のどこかに

僕にはファインダーの向こう側が、見えない。

自分の世界が見えないのなんて、あの時にもう自覚した。 インテリアデザイナーを目指して、インテリアの専門学校へ入学。2年間頑張って、学園の卒業制作展では銀賞。同じキャンパス内では金賞をもらった。 あの時は嬉しかった。半年かけて作った卒業制作。 あれは、コンセプトで勝ち取ったようなもの。 デザインセンスがあるかと言われたら、そんなものは無い。 もうこの時には、うすうす気づいていた。 卒業してからしばらくして入社した、デザインを強みにしてる工務店。 そこで僕はインテリアデ