特に宗教に関する知識もない一般人がヴァチカンのエクソシストを観た感想(※ネタバレ注意)
監督がSNSを使いこなし、応援上映にも非常に前向きという情報だけで、面白そうな気配を察知し、友人二人を引き連れてヴァチカンのエクソシストを観に行ったのでその感想を述べてみる。
率直に述べて、めちゃくちゃ面白かった。
あと199話やってほしいと思うくらいにはハマってしまった。
ホラー映画が苦手な私がここまで楽しめたのは、主人公のおじさんの強キャラ感が半端なく、何となく、なんとかしてくれるだろうという安心感を持って映画を見ることができたのが大きかったと思う。原付バイク乗り回すエクソシスト……良い……。
前情報に踊らされて、インド映画を見に行く心持で映画館に行き、ホラー映画という現実を突きつけられて後悔したのちに、インド映画を見終わったかのような爽快感を味わえた。
最初はただのモブだと思っていた、エクソシスト君が、作中でめちゃくちゃ成長して、主人公を助けてくれるシーン、ともに神への祈りで悪魔を払うシーンが中二心にガソリンと火のついたマッチ棒を同時に入れる勢いで熱かった。信仰心を持たない私が神への祈りを気軽に口にしたら罰が当たるかもしれないからプライベートではできないけど、この年になってエクソシストごっこしたくなるくらいかっこよかった。
途中の悪魔と主人公の煽り合いもラップバトルのようで楽しかった。やっぱり世の中メンタルが強い方が勝つらしい。もし、応援上映をやったらめちゃくちゃ盛り上がると思う。
今後開催されるかもしれない応援上映のために、ラテン語を履修しないといけないのが難点ではあるが、もし応援上映を行うことになったら、全力でラテン語を覚えて行きたい。
そう思わせてくれるような映画だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?