「子ガラスとの3時間半」

7/1の夜、子ガラスと過ごした3時間半。

地域猫さん達のご飯やりが終わり
帰ろうとするとギャーという声。

夜の公園の隅っこで黒い塊に、
黒猫さんがちょっかい出していた。

猫同士の喧嘩の仲裁に入ると、
その黒い塊は子ガラスだった。

巣から落ちたのか、
傷付いてまともに歩けないようだった。

雨も降り出して来た。

ここに残しておく訳にはいかない。

一瞬、躊躇したが、
直ぐにタオルに包んで連れて帰った。

慌てて猫用のケージを組み立て、
風通しの良いお風呂場に置いた。

子ガラスはお腹が空いてたようで、
猫のレトルトをスプーンであげると
口を開けて食べてくれた。

口を開けてスポイトで水も飲ませた。

大人のカラスのふた回り小さい体で、
尾羽も短い。

巣立ち後に、
枝から落ちたのかもしれない。

片足の爪先が丸まって、開かない状態。

足の真ん中(踵？)もかなり腫れていた。

寝そべる体勢しか取れないようだった。

羽をバサバサ動かしていたから、
元気があると思い、安心して眠ったように見えた。

少しして、バサバサと羽音がした。
ウンチを沢山していた。

口を半分開けて息が荒くなっていた。

お水をスポイトで飲ませ、
しばらく心臓マッサージしてみたが…。

でも、最期の声を振り絞って、
3回、カアカアって鳴いた。

その後、痙攣が始まって、
0時近くに空へ旅立った🌈

この次は、元気な体で生まれ変わるんだよ。

ほんの3時間半の
子ガラスとの時間は貴重だった。

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🐦‍⬛教えてもらったカラスブログでは、
ケガがなくて歩けない時は、
クル病などの骨格形成異常があるとあった。
保護した子は片足が丸まってたので、
生まれながらクル病だったかもしれない。

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🐦‍⬛写真は昨年の明け方の
地域猫さんとカラス

❶❷ポンちゃんと小枝を咥えたカラス

❸❹仲の良い鈴母さん＆白黒母さんと近付くカラス

❺❻遊ぼうとするチイちゃんとジャンプするカラス

❼小石を咥えて遊ぶカラス