【頑張らない不妊治療】不妊治療専門のクリニックに通うまでの長い長い道のり

私は不妊治療専門のクリニックに通うまで、何年も時間がかかりました。


前にも話しましたが、私は自分の身体に対して不妊の原因があると思えなかったから。


もちろん、何年も妊活に励んできて結果が残せないから、心配になり近所の産婦人科に通いました。

近所の産婦人科で言われたコト・やったコトを時系列にまとめるとこんな感じ。

・基礎体温をつけてください
・旦那さんも泌尿科で検査してください
・毎月排卵のタイミングを検査しながらタイミングとってみましょう
・卵管造影検査をして問題ないか調べてみましょう
・毎月病院通うの大変だと思うので、市販の排卵検査薬でタイミングとってください
・排卵を促すお薬を処方するので、それでタイミングとってみましょう

おそらく2年くらい病院へ通いながらタイミング法のみ試していました。


2年もタイミング法だけで頑張るなんて、他の人からみたらかなり長い時間をかけてたと思う。

でも、旦那が不規則な勤務体系のお仕事だし、私もこの2年間で実家に1ヵ月以上滞在することが数回あったので毎月ベストなタイミングがとれたわけではないんです。

それに、焦っても簡単には授からないって自分の中で暗示をかけていたから、今すぐにでも子どもが欲しい…と言っても、いやいやそんな簡単に出来るわけねーから…。って感じで客観的に見てました。

旦那にプレッシャーかけたくなかったし、焦って旦那と不仲になりたくなかったしね。


そんな中、少し妊活に行き詰りを感じてきた時に旦那の方から

「妊活セミナーに出て見ない?」

と提案されました。


最初は疑ったケド、いざ参加してみたら不妊治療専門のクリニックのちゃんとした不妊治療にまつわる妊活セミナーで、かなり専門的なコトを話してくれるだけでなく不安になっている夫婦に寄り添ってくれるガチなセミナーでした。


あとから、よくよく聞いたら旦那の同僚も不妊で悩んでるらしく、うちの旦那にいろんな情報を提供してくれたそうです。


旦那の同僚…本当にありがてぇ…


妊活に関しては夫婦で話をしていたつもりだった。でも、ずっと温度差を感じてました。

女にとっては月に1回しかないタイミング、それを逃してしまったら、次の挑戦は1ヵ月後。焦らない訳がない。でも、男にとってはまた挑戦すればいいだけの話じゃんと気楽にとらえていることが多いのが現状。

私は別に、毎月生理が来たからって泣いたり落ち込んだりするほどではなかった。


でも、心の中では

「またやり直しかー。いつまで続くんだろうなー。嫌だなー。」

という本音はありましたよ。


そんな感じで妊活セミナーをきっかけにようやく不妊治療専門のクリニックに通うことになりました。

セミナーに参加してから、旦那も妊活に本格的に前向きになってくれて、お互いを労わりながら治療に向き合ってます。


私がここで言いたいのは、旦那のおかげで頑張れてます💛みたいなコトではありません。


世の不妊治療をしてきた多くの旦那様!

不妊治療に関しての情報発信や活動をもっと積極的にやってくれぃ!!!


不妊治療だってカミングアウトしたり、情報を発信するのは常に女ばかり。

そして、不妊治療も出産も夫婦で取り組むものだけど、精神的にも身体的にも女のほうがはるかに負担が多い。

そんな中、男の人が手を差し伸べてくれるだけで、どれだけ女性は気持ちが軽くなることか…。


もちろん、不妊治療とか不妊症に関することってナイーブだからなかなか口に出しずらいとは思う。でも、決して恥ずかしいことではないし、カミングアウトしたからって非難を受けるようなコトでもないでしょ?


女性側に原因があっても、男性側に原因があっても、双方問題なくて原因が不明でも…。不妊の原因がどんな理由だとしても、あなたの経験や活動によって救われる人は絶対にどこかにいるはずです。私が救われてきたように。


不妊治療が世の中に認めらえてきたとはいえ、まだまだ悩んでいる人もたくさんいるのが現実。


気持ちはあっても、やっぱり専門のクリニックに通うは気が引けてしまいなかなか…って思っている男性は多いはず。悩んでいるのは女性だけとは限らない。


だからこそ、世の男性の方々こそ不妊治療に関する情報発信をしてほしいし、私が書く不妊治療の記事を読んで欲しいなぁと思った出来事でした。


ということで、かなりハナシが脱線しましたが、結局近所の産婦人科で不妊治療で出来ることなんて本当に限られたコトばかり。

頑張ってきたケド、結局何も実らず時間だけが過ぎていって無駄だったなぁというのが本音。

長い時間をかけても何にも効果がなかったので、特定の原因が見つからずタイミング法でもなかなかダメだった場合は、専門医や他の病院にスパっと切り替えたほうが断然イイと思います。


旦那の同僚…ありがとな!!!

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