【頑張らない不妊治療】いざ、採卵手術
長かった自己注射生活を終え、とうとうこの日がやってきてしまいましたとさ。
採卵手術…マジ怖い。
普段から頑張りすぎないってのがコンセプトだけど、さすがにここは頑張らない訳にはいかないっしょ?
というか、一番の頑張りどころでないの?
なお、うちの旦那氏は手術受ける当事者の私よりもビビってました。手術当日だけでなく翌日も休みとってくれたよ。神か??
ちなみに私が通ってるクリニックの当日のスケジュールはこんな感じ。
・8時10分までに受付
・ビルが空くのは8時(ビルに併設してる)
・朝は坐薬を入れてから通院
・6時以降は水さえ飲んじゃダメ
こんな状況だから身体フラフラの状態でビルが空くのを待ってたよ。うへぇ。
んで受付と同時に手術代の支払い。
現金で40枚以上の諭吉様が消えていきましたとさ。あばよ、諭吉。
料金を支払い終わると、早速リカバリールームという手術準備専用の部屋にご案内。
個別のベッドがずらり。そして、ホテル並みにキレイなトイレに驚き。
トイレ行って全裸の状態でガウン着て手術用のビニールの帽子被って、まるで私は病人かって装いになったぜ。
こんな弱々しい姿始めてだ…。
ベットに横たわり点滴。あれ?こんなことするって聞いてないんだけど!
看護師さん曰く、水分を補うためだってよ。そりゃ朝からなんも飲んでないしね。喉カラカラの状態よ、わたしゃ。
横たわって点滴に困惑してたら、「では、手術室行きますよーー」と看護師さんから案内が。
早くね??
まだ病院着いて30分経ってないよ?(時計つけてないから体感)
点滴引きずりながらほひぃーと心で叫び手術室へ。
入ったらそのまんま手術室でした。
無機質な感じの冷たい印象で怖さしかないよ!
中央に手術台。婦人科らしく、股をパカッて開くための足を置く台まであるよ!!
手術台に横たわって、胸に心電図、左腕に血圧計、右手の指に酸素濃度測る測定器をつけられ、もはや逃げられない状態に。
もはや拷問か…??w
執刀医の医院長先生が登場。股をガバッと開きとうとう手術が始まったぜ!!
最初は股と中の消毒。
これが地味に痛いって聞いてたけど、言葉の通り地味に痛かった…。
中でなにかしらが暴れてるって感じ?ごりごりぐしゅぐしゅされて、もうやめてーーーって感じ。
イメージ的には赤ちゃんがオムツ変える時にキレイにフキフキする、あれと同じよね。
いつもより若干太めの超音波突っ込まれ、様子を確認したら局所麻酔からの採卵開始。
局所麻酔だから意識はあるよー!
ただ、機械突っ込まれたり、ゴリゴリ消毒されたせいで渡しのライフは既に残り30%よ?
局所麻酔ってすぐ効いて、全く痛みがないと思い込んでたけど…。
その認識は甘かった…。
採卵してる最中も普通に痛い。いや、我慢できる痛みだけど、痛み感じるわ!!!
内臓つつかれてる感じの痛みよ!私の中には鳥がいてくちばしでつついてるのか!?って痛みよ。
思わず「痛いィィ…。」って小声でつぶやいちゃったよね。ただ、吐息のように…まさに男女の営みをする時に発する声のようによ?
看護師さんは「目を閉じると痛みに集中するから、どこか見てたほうがいいですよー」っと言ってきたので頑張って開眼してモニター天井とか見つめてました。
痛みと戦いながら、なぜか足が震え始める私。局所麻酔初めてだったからそのせいなのか?ガクガク震え、恐ろしくなってきた。ちなみに、手は震えてない。謎。
震えと痛みと格闘しながら、モニターに卵ちゃんが映し出されて「〇個目発見しました!」と看護師さんに言われたけど…。
正直どれが卵子だか全然わかんねぇ…。
むしろ、それどころじゃねぇから…!!!あれだね、卵管造影検査の時と同じ状況よ。あの時もモニターで卵管の詰まりがないか確認しながらだったけど、熱烈な痛みでモニターなんて見てる余裕なかったという。
それでも、採卵はモニター直視できる余裕はあったけどね。ただ、細胞同然のモノを出されても素人じゃ全くわからんばい。
そんな感じで左から右の採卵が終わり、最後に消毒して終了。また中をごりごりぐしゅぐしゅされて、オムツ変えと同様のフキフキ。
局所麻酔のおかげか最初よりも痛くはなかったよ。麻酔すげぇ…!
手術後に股にガーゼが入れられてたらしいけど、全く気付きませんでした。
足の震えがヤバかったし、若干足の痺れもあったので、ベッドに戻るのも一苦労でしたが、車イスを使わず自力で戻ることができました。
精神的にグッタリ。私のライフはもう10%以下よ…。
ガウンが汚れちゃったみたいだから、看護師さんに着替えを手伝ってもらって、ベッドで横たわって回復。ガチ寝したかったけど、口から魂が出た状態で寝ることすらできなかったぜ…。
手術終わって30~40分後くらいかな?とりあえず体調に変化ないのでトイレ行って股に入れてるガーゼ取って着替えてねと言われ、言われるがままに準備。
ガーゼが長いことなんの。ビックリよ。私だけかと思ったけど、他の方の採卵の記録みたらみんな同じこと言ってるのね。
ありがたいことに出血は収まってて特に問題なかったです。
服も着替えて、今日の手術結果の発表。
手術した人専用の問診室にご案内されました。
病院から紅茶と糖質オフビスケットのプレゼント。朝ごはん食べてないからね、血糖値あげる意味と、少し精神を労わるための気づかいでしょう。
マジありがてぇなぁ…。と思って紅茶を口にしたら…。
紅茶がゲロ甘い…。
普段紅茶は無糖に限る私。砂糖3本ぐらいいれた?と思われるような甘さにドン引き…。こんなに甘いと糖質オフビスケットの意味ってあるのか疑問に思えるレベル…。
こんなゲロ甘な紅茶を飲みながら、今回の採卵結果の発表。
卵子12個取れました!!
いえーーーい!!やったぜ!!頑張ったかいがあったわ…。
旦那の精液初見もいつも通り。白血球濃度が若干高めだったけど。
うちのクリニックは初めての採卵は体外受精と顕微授精を半々ずつやるみたい。だから体外受精6個、顕微授精6個で頑張ってもらうことに。
どうにか頑張ってくれ…とは心では思っていたものの、口から魂でるほど疲労していた私は、YESマンになって採卵結果と今後の予定を聞き流し本日は終了。
卵巣が少し腫れてるから2日後に通院だってよ。
ちなみに、体感的に長いと思っていた手術時間は約10分。そして、病院に来てから帰るまでの時間は約3時間でした。
旦那が車で迎えに来てくれて、車の中で旦那が用意してくれた甘いカフェラテとホイップ入りあんぱんを貪る私。
無事終えたのと、旦那が近くにいる安心感で、一気に気が緩みました。
ちょうどお昼時だからそのままスシローでお昼食べて、コストコで買い物してきたぜ、ひゃっはー!!
なおかつ、私がやってるソシャゲのガチャ更新がお昼にあったから推しが来てくれて今日一番のアドレナリンが出たよ!!
コストコから帰ったあとは爆睡したけど、術後は別に体調不良ないし、出血もないし、思った以上に普通通りで驚きました。
もちろん精神的にはぐったりだったから、疲れてない訳ではないけどね。食事も普通通りに出来たし、夜ご飯も普通に作れたし、食欲は普通にあったよ。
採卵手術頑張るみなさん、当日は絶対ご褒美にオイシイモノ食べたり身体をゆっくり労わってあげてくださいね。
ということで、次に病院に行くのは2日後。
12個の卵子ちゃんはどうなったのか、そして私の体調は平気なのか…。
気にしすぎるとストレスたまるから、普段通りゲームでもして過ごすわー。
普段不妊治療とか考えないためにも、趣味に全力を尽くすブログ書いてます。
よかったら、こっちのほうにも遊びに来てくれると嬉しいです。
そして、みなさんも何かに熱中できる趣味持ったほうがいいですよん。
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