【健康編】慢性腎臓病(CKD)

こんにちはYouthです。
今回から医療編をスタートします。
以前の【読書】むだ死にしない技術で予防医療の大切さを学びました。

なので、皆さんと医療の知識を深めていきたいと思います。今回は慢性腎臓病について解説します。

慢性腎臓病とは

まず、慢性腎臓病とはどんな病気なのでしょうか。慢性腎臓病(CKD)とは、何らかの原因によって腎臓の機能が低下する病気です。原因は多岐にわたりますが、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、腎臓自体の病気によるものが代表的です。また、慢性腎臓病(CKD)は早期であれば治療で回復します。しかし腎臓機能がある程度まで低下してしまうと、もとに戻すことはきわめて難しいとされています。
このため、慢性腎臓病(CKD)においては早期発見・早期治療がとても重要です。

動画のリンクを貼っておきます。

症状

軽症の場合には自覚症状はほとんどありません。腎機能の低下が進むと、むくみや倦怠感(けんたいかん)などの症状が現れ始めます。

進行した場合の症状:
むくみ
倦怠感
夜間に何度もトイレに行きたくなる
食欲の低下
吐き気
手足のしびれ
など

治療法

薬物療法

慢性腎臓病が進行し、ミネラルなどのバランスが乱れた場合には、それを整える薬を使用します。

透析療法

透析療法:
腎臓の機能が低下した場合に、その機能を人工的に補う治療のことです。血液透析と腹膜透析の2つの治療法があります。
血液透析:血液を体の外にある機械に通して、血液の余分な水や老廃物を除去する方法です。
腹膜透析:自分の体にある腹膜(お腹の中にある胃や腸などを覆う膜)を利用して、血液から過剰な水分や不要な老廃物などを取り除く方法です。

手術

腎移植(じんいしょく):
病気の腎臓を他者(ドナー)から提供された腎臓に入れ替える手術です。腎臓の機能がほとんどなくなってしまった場合に検討されます。

自身でできるケア

糖尿病や高血圧などの生活習慣病があると腎臓の機能の低下が速く進むことが分かっています。体重を適正に保つ、塩分や糖分の過剰摂取を控える、食べ過ぎない、禁煙する、適度な運動をするなどの適切な生活習慣の維持がとても大事です。

対策

日々の生活習慣の改善、食事療法や薬物治療による血圧管理、貧血改善、脂質管理、血糖管理、塩分摂取制限などを総合的におこなうことが必要です。
また、病気の進行度合いや症状に応じた、適切な治療をおこなうために、定期的な検査が重要です。

気をつけたい生活習慣としては、喫煙、飲酒、運動不足、不規則な生活です。

ホリエモンチャンネルの慢性腎臓病についての動画を貼っておきます。

是非皆さんも気をつけてみてください。

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