見出し画像

書評 3 「ビジネスで失敗する人の10の法則」

米国コカコーラ本社で中興の祖と呼ばれる筆者が実際にやって、失敗したことを実話を交えて紹介。やってはいけないことは、実はやりがちなこと。

誰もが「あー、これはあの時の自分だ」と思いだす話が10のうち1つ以上ある。自分の目の前で起こっていたのに、止められなかった記憶も。

ネタバレになりますが1つ挙げると「考えるのに時間を使わない」。データを集めるのは良いとして、集めることが目的化してしまい、データの意味やその周辺の推理をしない。あるいはミスを防止するのに責任追及で終わらせ、原因分析をしない。

やってはいけないことは、その反対のことをやれば良い。筆者は「成果を上げたく無いなら、ここに書いたことをどんどんやればいい。簡単だから」と言ってます。

まさに反面教師。時間が勿体無いという前に時間の使い方を考える。必要なことに使った時間は、未来から振り返れば使うべくして使うコストだったことがわかります。

https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/19730


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?