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abemahoko
書評 39 「偏差値70からの甲子園」
進学校でありながら、野球の強豪校でもある。高校野球ファンならば、熊本県の済々黌高校を思い起こす人もいるでしょう。
開成や灘の様な私立進学校ではなく、この済々黌の様な公立伝統校を6校取り上げています。いずれもその県では誰もが知っている名門公立高校。入学は難関でタイトル通りに偏差値は高い。それにもかかわらず硬式野球部は県大会では上位に進出し、その歴史を見ると甲子園出場どころか優勝までしている高校もある。
昨今は知名度向上をも目的に、設備投資し、全国各地から有力選手を集める私立校が目立つ高校野球。しかし、以前は文武両道を地で行く学校が各地にありました。
本書は今でも文武両道を実践する野球部をノンフィクションライターの著者が取材、ルポルタージュとしてまとめたもの。
学業との両立だけでなく、様々な制約がある中での練習のアイデア、部長さん監督さんの苦労、モチベーション作りの工夫など学びのネタが多々あります。
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