蕎麦とうどん
日本の麺食。ラーメン、スパゲッティ、ベトナムのフォーなど海外由来のものがたくさんあります。そして、日本ならではの麺と言えば、蕎麦とうどん。どちらが好きですか?
昭和の頃は、東西で嗜好が分かれていました。西はうどんで東は蕎麦。東京は蕎麦屋ばかりで、大阪はうどん屋ばかり。今では大阪にもたくさん蕎麦屋がありますし、東京にもうどん専門店が多い。まして、讃岐うどんが全国チェーンになった今では遠い昔の様です。
さて、遠い昔の様な東西の差。その理由を今更ながら考えてみました。
東日本は寒冷地が多く、小麦の栽培は厳しかった。ところが蕎麦は寒さに強く、痩せた土地でも実をつける。信州に蕎麦の名産地が多いのは、好んで蕎麦を栽培したのではなく、蕎麦しか育たなかったから。一方で西は温暖な地が多く、小麦の栽培が比較的容易だった。東は選択肢が限られた中で蕎麦の食べ方を工夫してきたということでは。私見ですがとりあえずの結論。
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