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彼岸花

散歩をしていると彼岸花を見つけました。
もう秋分の日、お彼岸ですから咲いて当たり前なのですが、秋に入った実感が無いので、スッと頭が理解してくれません。

そう言いながらも毎年この日を過ぎると暑さはひと段落することが多い。暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものです。ちなみに春分の日と秋分の日は昼夜が同じ時間になる日ということで、旧暦新暦通じて変わっていません。

もっとも春と秋のお彼岸では服装が同じということはなく、春は冬寄りで秋は夏寄り。春秋の入り口が開き、そこを冬と夏から覗いた日と捉えると良さそうです。

それにしても彼岸花の赤色はよく目立ちます。強い草花の様で、毎年同じところに咲きますが、本当の野山ではあまり見ない様な気がします。道端や田畑の脇、川の土手など人間が作った場所に咲く。
そして、その根は毒があると聞きました。綺麗な花には毒がある。

夏の終わりが見えてきたサイン。衣替えもそろそろ意識します。

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