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「こうなりたくない」を考えると努力しやすい

「努力すれば報われる」のではない。「努力することで初めて、人生が不安なく送れる」のである。

安達裕哉著『「仕事ができるやつ」になる最短の道』(日本実業出版社)

うーなるほどーとなったこの言葉。

自分はわりと努力する方?だと思っているけれど、「不安だから、不安を解消するための行動をする」感覚を持っている。これは言い換えると努力とも言える。

単純な知的好奇心ではない、なにか突き動かされるような行動は不安が根源のことがほとんどだと思う。

これまでしてきた努力も、「こうなりたくないから」という一種の不安から起こっている。

「こうなりたい」は難しい

理想を描こうといわれても、意識/無意識/社会/環境的な制限や現在とのギャップが大きすぎて現実味がないことなどでうまく描けないことが多いと思う。

あと、未来のことはわからないので、明確な強い気持ちにならずふわふわしてしまう。

でも、「こうなりたくない」は日常に溢れている。

例えば、電車に乗るときに、「降車する人が降りる前に乗り込む余裕のない人」を見たとき、こうなりたいかなりたくないか、今見たものに対して考えることができる。

目の前で見たものや実体験を蓄積すれば「こうなりたくない」はかなりたくさん見つけられるだろう。

「こうなりたくない」は、具体的なものも多く発見できるので今すぐに行動を変えて努力することができる。こうなりたくないという不安から行動を起こすのである。


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